こんばんは。
本日もありがとうございました。
まずは今月の店休日と営業時間変更日のお知らせからとなります。
1月15日(水)と16日(木)はBoncouraの展示会の為休みとさせて頂きます。
また18日(土)は都合により15時からの営業とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが何卒宜しくお願い致します。
本日はこちら。
NORIEI
PENNY LOAFER
COL/BROWN
SIZE/7H.8.8H
¥77000
2019AW立ち上げに入荷し好評だったNORIEIのローファーが再入荷となっております。
NORIEIは約半世紀、兵庫県姫路市で靴を作り続けてきた工場が2010年始めたファクトリーブランドとなります。
当店での取り扱い開始の頃に比べると、ラインナップも増えており、こちらのPENNY LOAFERは昨年リリースされた新しいモデルとなりますので、以前当店で開催したNORIEIのオーダー会には無かったモデルですね。
NORIEIの靴はグッドイヤーウェルト製法。
一枚の革で足を覆った靴の始まりは、アッパーとソールを分け、履き心地や耐久性、デザイン等で様々な製法が今日までに出来上がったわけですが、その中の一つがグッドイヤーウェルト製法。
堅牢でイギリスやアメリカ靴に多く、複雑な工程により作られております。
特徴は掬い縫いと出し縫いという工程にて底付けします。
中底を仮止めし、アッパーを釣り込み、アッパーと外側のウェルト、中底に付けたリブという部分を縫い合わせすることを掬い縫い。
その後、練りコルクやフェルト等の中物とシャンクを中底に付け、アウトソールを張り、アウトソールとウェルとを縫い合わせる、出し抜いとなります。
堅牢な作りのグッドイヤーウェルト製法ですから、馴染むまでには多少の時間はかかりますが、そこまで自分だけの靴になるまでは多少の時間はかかりますが、個人的にはそうなった靴は、長時間履いても疲れず、ヘタなスニーカーより履きやすいです。
ラストにはこのローファーように、長い歳月をかけ製作したNO-60。
これまでNORIEIを購入した方にもこのラストは実際に履いて頂ければと思います。
革には珍しいKUDOを使用しております。
当店では以前別ブランドでにございましたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
野性味あるレザーといったイメージでしたが、こちらはスエードとしておりますので、これまでのイメージが覆ったという感じです。
この質感、大変上品ではないでしょうか。
さらにこのBROWNは現在NORIEIで展開のあるKUDOのBROWNとは異なりまして、もともとはサンプル制作時に使用しており、製品では用いられなかったBROWNとなります。
それを今回、どうにかとお願いして特別に製作して頂いた、希少なカラー。
個人的に黒を購入しておりますが、このカラーいいです。
残り僅かですので、個人分をオーダーしようかと思っております。
これからの時期、足元にローファーにする機会も増えてまいりますので、是非この春の1足にご検討ください。