こんばんは。
2月となり1週間弱。
日中はどこか春を感じれるようになってきましたか。
‥‥と同時に、何やら花粉の気配。
まだ花粉症じゃない、予備軍だと言い続け早何年。
花粉の飛散がわかるようになってきたとしたのなら、もう立派なそれですかね。
本日はこちら。
久しぶりに届きました。
NORIEI
PENNY LOAFER
COL/GRAY
SIZE/7H.8.8H
¥77000
もの凄く、この色が良いです。
スエードのGRAYでローファーというのは、見かけること無いのでは?
しかもBROWNのようにも見える、GRAYのようにも見える、丁度中間色の美色。
NORIEIは約半世紀、兵庫県姫路市で靴を作り続けてきた工場が2010年始めたファクトリーブランドとなります。
NORIEIの靴はグッドイヤーウェルト製法。
一枚の革で足を覆った靴の始まりは、アッパーとソールを分け、履き心地や耐久性、デザイン等で様々な製法が今日までに出来上がったわけですが、その中の一つがグッドイヤーウェルト製法。
堅牢でイギリスやアメリカ靴に多く、複雑な工程により作られております。
特徴は掬い縫いと出し縫いという工程にて底付けします。
中底を仮止めし、アッパーを釣り込み、アッパーと外側のウェルト、中底に付けたリブという部分を縫い合わせすることを掬い縫い。
その後、練りコルクやフェルト等の中物とシャンクを中底に付け、アウトソールを張り、アウトソールとウェルとを縫い合わせる、出し抜いとなります。
堅牢な作りのグッドイヤーウェルト製法ですから、馴染むまでには多少の時間はかかりますが、そこまで自分だけの靴になるまでは多少の時間はかかりますが、個人的にはそうなった靴は、長時間履いても疲れず、ヘタなスニーカーより履きやすいです。
ラストには長い歳月をかけ製作したNO-60。
これまでNORIEIを購入した方にもこのラストは実際に履いて頂ければと思います。
革には珍しいKUDOを使用しております。
最近はたまに見かけますが、それでもまだまだ珍しい革かと。
野性味あるレザーといったイメージでしたが、こちらは敢えてスエードとしておりますので、これまでのイメージが覆ったという感じです。
この質感でこのGRAYは、大変上品ではないでしょうか。
今回の入荷を楽しみにしてくださったお客様もいらっしゃいますが、実は今回の入荷でこのKUDOを使用したPENNY LOAFERは生産が終了となります。
既に先週末の段階にてオフィシャルのHPのラインナップからは消えておりました。
現在の世界情勢では安定的に品質のい高いレザーの確保が難しくなってきているようです。
今後は入荷がございませんので、是非この機会にご検討ください。