こんにちは。
今年もあと・・・。
てな時期となりました。
まず年末年始の営業時間および定休日のお知らせとなります。
2017
12月28日(木) ※木曜日ですが年末ですので営業とさせて頂きます。
12月29日(金) 通常営業
12月30日(土) 12時開店~18時閉店
12月31日(日) 定休日
2018
1月1日(月) 定休日
1月2日(火) 11時開店~18時閉店 ※開店時間も変更とさせて頂きます。
1月3日(水) 12時開店~18時閉店
1月4日(木) 通常営業 ※木曜日ですが年始ですので営業とさせて頂きます。
また1月は中旬に連休を頂きますので、決まり次第お知らせさせて頂きます。
毎年この年末年始の営業時間と定休日のお知らせを書くと、今年も無事に営業してこれたなと少し安堵致します。
さて本日は少し前に入荷となっておりましたので、2色完売、ウイスキーのみ残り2足となっております、スペシャルな革靴の紹介です。
1年を締めくくるのにふさわしいアイテムとなります。
是非自分へのご褒美にご検討ください。
Modern Work Deco×JULIAN BOOTS
TOE CAP MEDALLION OX
COL/WHISKY
SIZE/8・9
¥105840
Modern Work Deco、JULIAN BOOTS、どちらもピンとくる方も多いのではないでしょうか。
Modern Work DecoデザイナーはJULIAN BOOTSのJULIAN IMARIO氏とは非常に懇意な間柄のため作られた、JULIAN BOOTSでは珍しい短靴とります。
現在はブランドとして活動はしていないModern Work Deco。
ですので、こちらはいまから少し前に作られ、目黒区にあるModern Work Directの一角にしか並んでなかった、僅か20足くらいしか残っていなかった貴重な靴のうち、フレンチカーフで作られたこのTOE CAP MEDALLION OXを分けて頂いたものとなります。
JULIAN IMARIO
イギリスにて生まれ、芸術家を目指し、ニューヨークのアートスクールに進学、ルーツはヨーロッパにあり、いまでも移民当時の生活様式を貫くアーミッシュのコミュニ―ティーに身を置き、そこで初めて靴作りに触れる。
母国イギリスに戻り、靴の聖地ノーザンプトンにて靴づくりを学び始め、歴史あるスイスのタンナーにて染色技術を習得。
その後またアメリカへ移り、ロサンゼルスにて2007年ビスポークにてブーツを作る店をスタート。
2013年JULIAN BOOTSを設立。
母国イギリス、そしてアメリカにて多分に影響を受けたクラシカルなスタイルにより制作された靴は瞬く間に、世界中にて認知され、さらにその名を不動のものとしたのは、RRLのBOWERY BOOTSの初回生産分40足をハンドメイドにて製作したことによります。
JULIAN BOOTSはワークテイストでありながら、どこか上品に感じますが、BOWERYBOOTを彷彿させるデザインのキャップトゥですが、メダリオンが施され、より表情がゆたかです。
JULIAN BOOTSの計算されつくしたラストにより、履いたときのシルエットが美しいのですが、こちらも制作にあたり、日本人に合うようJULIAN BOOTSのラストよりやや甲高にし、ウィズはDからEの間としております。
履いてみると巧みにシェイプされたラストなのがわかり、その履き心地はそのフィット感がなんともいえません。
革には、某有名ブランドと同じタンナーへ染色も依頼して製作したウイスキーカラーのフレンチカーフ。
アメリカのワークブーツの要素にどこか気品を感じるのはこのフレンチカーフあってこそのような気がします。
ラストの製作から80近い工程へて、仕上げるまで丸3日かかると言われる、JULIAN BOOTSですが、実は現在はJULIAN BOOTSはJULIAN IMARIO氏の手から離れて、JULIAN IMARIOの母親が運営するシューメーカーとなっているようです。
ご本人はヨーロッパへすでに戻り、次のステップへ向け何やら進行中のようです。
これもご本人と懇意の仲であるModern Work Decoのデザイナーさんから聞いたお話なのでほんとのようですが、つまりは現在発売されているJULIAN BOOTSはご本人であるJULIAN IMARIO氏は携わっていないものとなっているようです。
そしてこの今日紹介のTOE CAP MEDALLION OXはそんなJULIAN IMARIO氏がアメリカを離れる直前にご本人がハンドメイドで仕上げた靴となりますので、いわばラストジュリアンとでも言うもの。
なんというか、執着がないというか。
これほどまで名を馳せるブランドとなったJULIAN BOOTSを母親に任せ、ご本人はヨーロッパで次に向かい、いまは彼女さんと革のバッグやベルトなんかを作っているようです。
そのバッグやベルトもめちゃくちゃ気になりますが(笑)
だからといって革靴はもう作らないというわけではなく、それが進行中のようで、それはお楽しみとのことでした(笑)
なので、こちらがいかに貴重なのかわかります。
JULIAN IMARIO氏が最後にアメリカで製作した、本当のJULIAN BOOTSとなりますね。
是非この機会に。