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本日はこちら。
フィルソンは1897年、ワシントン州シアトルでゴールドラッシュに挑むための”アウトドア・クロージング・メーカー”として設立されました。
金の採掘という、衣類にとっては劣悪きわまりない環境で酷使されるために、最上の天然素材と一切の妥協のない設計・縫製でウェアの生産を開始しました。
やがてアラスカや北西部で働く男たちにとって、FILSONのマークは信頼と同義語であるとまで言われるようになりました。
ウールにおいては、原毛を刈り取ってから製品に仕上げるまで、いまだに2年以上の歳月をかける頑固さで取り組み、その頑固さゆえに、アメリカの森林警備隊、木こり、ハンター、そして冒険家など厳しい自然環境の中で真のクオリティを必要とする人々に愛され続け、アメリカ空軍・陸軍のスタッフ用としても一部使用されています。
優れた品質と耐久性を語るなら「親から子へ、子から孫へ」と着継がれるというエビソードがいくつもあるほどです。
“MIGHT AS WELL HAVE THE BEST”
「どうせ持つなら最上のものを」
創業者CLINTON C. FILSONの言葉です。
やや遅れておりましたが、個人的に今期オススメの1着が届きました。
FILSON
POLSON FIELD JACKET
COL/BROWN
SIZE/XS・S
￥51840
この秋冬の新型のPOLSON FIELD JACKET。
綿の原産地まで品質を求めますので、FILSONの生地感は良いです。
織りの段階で撥水性や耐久性の高い生地としておりますが、それにシミを抑える処理を施し、綿素材で風雨に対して強いものとなっております。
最終工程にてパラフィンのワックスを浸透させ、より撥水性の高い生地となりますが、こちらは綿の風合いを楽しめるようなドライ フィニッシュとなっております。
表にはその７ozの生地を使用し、裏には茶色のチェック柄、8ozのフランネルを使用しております。
同じようなデザインでTIN CLOTH FIELD JACKETとかありますが、15ozの厚手のTIN CLOTHに比べライトウェイトなり、ドライ フィニッシュですので、着やすい1着ですね。
個人的にはワックスド、オイルドコットンは大好物なのですが、たまに車のシートや電車のなかとかでそのベタつきを気にされる方もいますが、これなら間違いないと思います（笑）
他のフィールドジャケットよりやや着丈が短い感じがしますが、個人的にはこの短さも好み。
これ1枚では防寒性はちょっと頼りないかもしれませんが、身幅、アームホールは大きく出来ておりますので、なかにニットなど着込めば、ぜんぜん真冬にも対応可です。
なにやら、取扱いがかなり少ないモデルのようで、人と違ったFILSONお探しの方、オススメですよ（笑）
