今期の新色は緑ってやつです。 | つくば市のセレクトショップ JAMのBLOG

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茨城県つくば市にあるセレクトショップJAMです。

こんばんは。

 

本日もありがとうございました。

 

さて本日はコチラ。



FUJITO

B.D SHIRT

COL/WHITE・GREEN

SIZE/L

¥20520

 

もはや、当店のシャツとして定番のアイテムとして、毎シーズン完売の続くFUJITOのB,Dシャツ。

 

僕もですが、その都度新色を買い足される方もちらほら。

 

夏は暑さに負け、T-SHIRTを着てしまいがちでしたが、やはり秋となればシャツをきちんと着たくなります。

 

定番中の定番であり、着こなしはシャツあってこそってってくらい。

 

その中でも定番の筆頭?的なアイテムと個人的には思うB.Dシャツ。

 

でも、ならなんでもよいというわけではなく、いろいろと見ちゃいますが。。

 

フィッティングに拘り、各部の幅や丈、デイテール等を詰めていくなら、当店でやっております、パターンオーダーシャツ等もオススメしています(笑)

 

オーダーメイドとレディメイド(既製)ではもちろんですが、ドレスとカジュアルでも、フィッティングだけではなく、各縫製等の仕様が違ってきます。

 

このFUJITOのシャツは、先に言うと、そういったオーダーメイドやドレスの世界の流れを汲む、手作業による縫製が色濃いシャツとなっております。

 

まずはココで、このシャツ1番のポイントですね。

 

シャツではあまり聞かないのですが、テーラードジャケットなどで聞く用語‘いせ込み’というのがあります。




わかり易く、まずジャケットの写真からですが、これは見ますよね。

 

では、FUJITOのシャツではどうでしょう。




ちょっとわかりずらいかな(汗)

 

それでも、表からミシンでの縫製がないのはわかりますね。

 

内側はまつってありますね!!

 

いせ込みとは、袖を身頃につける際、平面の布に縫いやアイロンにより、縮め、立体的に丸みを持たせ、縫い合わせていきます。

 

言うは易しでして、ジャケットの工程においてもココは高い技術が求めらける縫製箇所になります。

 

そして言うまでもなく大変手間です。

 

また、カジュアルな既製品のアイテムは動き易く。が1番ですが、ドレス、フォーマルでは激しい動きは前提としていませんので、袖山、袖幅等調整します。

 

袖山というのは、アームホールで身頃で縫い合わせる、袖の上部の曲線ラインの角度になるのですが。

 

こういった調整の上に、見た目ふんわりと袖を付けるので、身頃(前・後ろ)を縫製後、袖をつけます。





 

これは写真でも大丈夫(笑)

 

このディテールは脇下の部分を見るとわかるのですが、サイドシームと袖裏の縫製が直線ではなく、ずらしているのです。

 

このディテールで着用時の動き易さに違いもでたりします。

 

ですが、大体が既製のシャツではサイドシームを縫い合わせる前に、袖と身頃は縫製をかけてしまいます。

 

それで裾口から袖口まで縫ってしますのです。

 

ふんわりと仕上がるいせ込みは、高い技術と、手間と複雑で多い工程から作られます。

 

ジャケットだけでなく、シャツでもあるようなのですが、僕はカジュアルな男なので、袖山の高いドレスシャツを持ってないので、申し訳なにのですが・・・(汗)

 

そんな仕様ですが、あくまでカジュアルな普段から着て頂きたいアイテムです。

 

いせ込みにすることで運動量、稼動範囲が確保されるといいますが、コレはドレスシャツではないので、袖付けの傾斜角度も十分取った、袖山は低く、袖幅も広めのカジュアル仕様です。

 

ですので着やすいとかではなく、この仕様を落とし込んだというのがミソです。

 

この仕様で縫製する技術を、レディメイドに落とし込んだ、そこに注目してほしいと思います。


後ろになりますが、動き易さ、稼動範囲は確保してありますので、プリーツのないノープリーツになります。


際の際を縫ってあり、老眼にはつらい運針数(笑)

 

それは、ブランドの「真のシンプルとは、一切の無駄を排し、機能性を追求した計算の上に成り立つ。それは単純こそ美しいと言う観点にたった現代美の一つである。」に基づきメンズというある種閉鎖的で保守的な分野において高度な素材、縫製、加工によって新たな定番を生み出す事を目的とします。というコンセプトであり、拘りですから。



 

 

そんな拘りをカタチにしてくれるのは、佐賀県唐津市のID工房さん。

 

他にもガゼット、袖口の剣ボロのカンヌキ止め、ボタン付けなどなど、手作業による丁寧な縫製はありますが、それは是非店頭にて(笑)

 

それとこれも、オーダーやドレスのシャツにはありますが、僕も自分のシャツと比べたら、やはり的になかった仕様なのですが。。


これは、、写真ではまったくわかりません(笑)

 

なんせ生地と生地の間の仕様なんで(笑)

 

台襟に芯が入っています。

 

触るとしっかりわかります!!

 

肌に接するバンド状の部分で、襟を綺麗に立たせる見せるために必要なものですが、芯により、よりしっかりとした台襟となっております。

 

サイドの縫製も巻き伏せで、やはり高い技術の細巻きとなっており、抜かりなし!!

 

是非店頭にて見てください。着てください!!!!

 

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