フリーガー ヤッケってやつです。 | つくば市のセレクトショップ JAMのBLOG

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こんばんは。


本日もありがとうございました。


まず、コチラが本日届きました。


今期もお問い合わせを多く頂いておりますが、店頭在庫がすでにあまり多くありませんので、お早めのご来店をオススメいたします!!



さて、本日はコチラ。



Nigel Cabourn

GERMAN FLIGHT JACKET

COL/INDIGO

SIZE/46

¥66960


1940年代、LUFTWAFFE(ルフトバッフェ)、ドイツ国防軍空軍で運用されたフライトジャケットです。





すみません、正直ピンときません。


西ドイツ時代のグレーのレザータイプは昔よくアメ横辺りで見た記憶がありますが。。


1940年代といえば第二次世界大戦のあったころ。


その頃のドイツのフライトジャケット。。


う~ん。


・・・理由はたぶんこんな感じではないでしょうか。


国家社会主義ドイツ労働者党、統治下のナチス ドイツ時代の物は、歴史的な事情からでしょうが、市場に出回る機会が少ないことと、対戦初期は官給品のフライトスーツがあったようですがパイロットに好まれず、1940年以降はフリーガー ヤッケと呼ばれるフライトジャケットが主流になりましたが、正規のフライトジャケットを決めなかったため、官給品と個人で用意したジャケットは存在していたようです。


陸海空軍の中で一番空軍の軍服がデザイン評価が高かったようですが、時代背景上パイロットは重要なポジションであり、もしかしたら規律もゆるく、正規のジャケットを決めなかったのでしょうかね。


とりあえず官給品があまりないなら、ストックしておく量も生産数もすくないでしょうし、個人所有のジャケットも歴史的事情から、その後あまり出回らなかったのだと思います。


ナチス ドイツ時代ということで、重い時代のアイテムがデザインのベースにはなっておりますが、希少でご覧になったことのない方も多くない(僕も)フリーガー ヤッケのNigel Cabourn版になります。






狭いコクピットで着用するため、着丈はショートです。ぴったりと腰に密着させるようにウエスト部分はフロントボタン留め、左右にアジャスターと、凝った設計が施されています。


斜めにきられたポケットは特徴あるボタンパーツで固定します。フラップがないのは雨の侵入を想定していないからです。







襟は大きくカーブしており、タブで固定できるようになっています。右胸の短冊状のレザーパーツはオキシジェンタブ(酸素マスクのチューブにクリップが付いており、それを固定するためのタブです)






袖は操縦桿を握るため前に振られるパターンになっています。


わずかに肘を曲げた状態で最も安定するよう計算され、袖の筒幅を広めにとることで、腕の充分な運動量を確保しています。


空中戦では、操縦桿やスロットル操作の、ほんの一瞬の遅れが命にかかわります。そのため素早い腕の動きができるよう筒が若干広くなっています。


同時に大きすぎてだぶつかないよう考慮されています。



調べてみると、たぶんこれは夏用の布地のフリーガージャケットの型をモチーフにしているのかなと思います。


生地はコットンギャバジンなのかな。。。


ですが、こちらは特異な性質を引きだしたオリジナルファブリックです。


ナイロンスパン高収縮糸を使用し、ナイロンに色を入れるため高温高圧で硫化染めを行っています。


この特殊な工程により、元々密度の高いウェザークロスの目がぐっとつまり、まるでプラスチックの下敷きのようなカパカパとした風合いに仕上がっています。


そして、当然ですが織物なのでただ単に平面的に硬化するのではなく、そこには布帛特有のしなやかさも同居しています。


独特の風合いの他に、もうひとつ大きな特徴があります。


それは色合い。


高温・高圧の製品硫化染めを施すことにより、ガーメント1着の中で微妙な染めムラを表現しています。数十年の時の流れに耐えたビンテージの色合いを再現しようという試みです。


オリジナルがそうであるように、本製品も1着1着がことなったカラートーンを持ちます。


日本でしか、なしえないスペシャルなオリジナルファブリックに質実剛健なドイツ魂のデザインが載った逸品です。


Nigel Cabournらしく並々ならぬこだわりの詰まった1着ですが、僕ならスウェットパンツで合わせたい気もしますが、やはりウールのスラックスに写真のようなタートルで着たいかな。。


文句なしにかっこいい1着です。


是非店頭にて。。


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