6月1日、どうやら熊野は不調らしい。
ということで古座川まで足を伸ばしてみましたが、
古座川もやっぱり不調でした(苦笑)
前夜8時50分に自宅を出発、行き先に迷いはありません。
初めて熊野で6月1日を迎えたのが2001年のこと。
以来、季節外れの台風を除き、この日は熊野にいるのが恒例に。
平日なら仕事も休んでいました(汗)
そんな「6月1日の解禁日=熊野」の原則を破ってまで、
古座川のキレイな鮎を求めて出かけたわけですが・・・
古座川へ向かう途中、いろいろな生き物が現れます。
一番多かったのがシカで、なんと5頭も出現。
それも群れではなく、見たのは場所を変えての1頭ずつ。
そのうちの2頭は接触寸前でした。
シカ出現の特異日なんですかね(笑)
ネズミみたいなのが、前方をもこもこ横切って笑っていたら、
突然ウサギが直前を横切って急ブレーキ。
動物に翻弄されながらオトリ店に辿り着いたのが、深夜0時過ぎ。
解禁日ということで店に明かりが点いています。
いつもならオトリ店の前に駐車して、車中で眠るのですが、
オトリが手に入れば、その分早めにポイントの確保に向かえます。
ところが、今度はタヌキが目の前を横切って急ブレーキ。
なんか、川へ行くのを阻止するチカラでも働いてるのか?
朝食を済ませ準備を始めますが、あまり気乗りがしない。
昨夜のオトリ店の話では、鮎の姿が見えないらしい。
そんな情報を聞いているものですから、準備にも気合が入らない。
これが例年より多いのか少ないのかわからない。
目が覚めてから川の様子を見に行ったとき、
逃げていく魚影は、ほとんどボウズハゼのものでした(笑)
水温はぴったり20℃、オトリが手を離れたのは午前6時頃。
しかし、反応が出ないまま泳ぎ回るばかりです。
悪い情報がインプットされてますから、アセりませんが(苦笑)
水深があるところで漂っていた目印がスーッと上流へ。
オトリ一匹の動きでは無いのに、状況を信じられない(笑)
それでも引きの重さからして何かがついているような。
そこからポツリポツリと掛かり始め、昼食までに23匹の釣果。
この時点で午後から7匹釣るのは難しくないと思っていました。
それが、午後歩きに歩いて針に掛かったのがたったの1匹。
結果的には二つ目の写真のチャラ瀬が一番掛かりました。
全釣果の半分以上がここからで、その意味で運が良かった?
どのポイントも、一旦アタリが止まると、二度と復活しません。
自分が釣っても、他の釣り人が釣っても同じです。
クルマの横に戻って1匹追加するのが精一杯。
釣りを続ける気力が萎え、珍しく午後3時半に早めの終了。
帰路、自分では早上がりだと思って川を眺めると、
他の釣り人の姿もほとんど消えていました(笑)
アタリも引きも上々で、
良型の根ガカリロスが無ければもっと楽しかったかな。
17、8cmの塩焼きサイズが14匹というのは思った以上。
そう思って自らを慰めるしか・・・・
《仕掛け》
(竿)ダイワ:競技・T中硬硬・95
(糸)フジノ:ターボV、TN・0.07号
(針)ダイワ:パワーミニマム・7号3本錨