京都伊勢丹地下で見つけた。
レトルトカレーが置いてあったので
思わず手が伸びた。
高級カレー5種。
買ってから気づいた。
和久傳のレトルトカレーやん。
和久傳とは、
京都で有名な京料理京懐石の料亭で、
伊勢丹11階にも出店していて、
何度か伺ったことがある。
その和久傳が作ったレトルトカレー。
京丹後に新たに
和久傳ノ森(MORIwakuden)という
ブランドを立ち上げたようだ。
現在、
5種類のカレーが売っているものの、
第5のカレーが違う。
サイトでは、
猪肉とトマトのカレーが
出品されているが、
デパ地下では、
真鯛と白子のココナッツカレーと
なっていた。
当然ながら、
掲示してある森のかれーチャートでは
猪肉とトマトのカレーがない。
ともあれ、順次食べ進める。
公式サイトで¥
1,080(税込)/パッケージ。
レトルトカレー200g以外に、
山椒香油2mlが別添である。
もちろん、
尖ったスパイスが
ガンガンやってくることはない。
お上品なスパイスの香りが広がる。
そぼろ感のある表面性状で
赤いオイルが少し浮いている。
全体的に鱧の卵が
プチプチと存在している。
つぶつぶ感のある
フィッシュキーマの食感で、
噛み締めると
魚の旨味が口の中に広がる。
焼いた鱧を
そぼろにしているだけでなく、
鱧の子も使っているので、
そぼろ食感の間から、
魚卵系のつぶつぶ食感も楽しめる。
梅肉からくる酸味と塩味が、
柔らかく優しく
魚の旨味に寄り添っている。
別添の山椒香油を入れてみた。
2mlでも結構な量に感じる。
山椒香油は強い山椒ではなく、
鱧の香りを壊さない
抑え気味の香りとなっている。
最後までとても美味しくいただけた。
ワンランク上の
和風を感じさせるカレーであった。









