キースイッチ沼に片足(?)突っ込んでいる筆者ですが、今日は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の話。
筆者がpico4を購入したのは、もう1年以上前のこと。
当時(今もかな)、最も売れていたMetaQuest2ではなく新参のpico4を購入したのは、筆者的にデザインがMetaよりちょっと好きだったから。
その後、機能や画質やアプリの種類など色々とMetaと比較されてましたが、筆者としては、複数の仮想画面を展開したHMDを装着してパソコン作業ができるかということを試したいと考えていました。
それを実現するアプリケーションとしてImmersedというものがあって、昨年、pico4用も登場しました。
Immersedでは、最大5枚の仮想画面を空間に表示させることができます。
表示された仮想画面は、結構綺麗で、十分実用に耐える画質でした。
しかし、その状態で作業が快適にできるかというとそんなことはありませんでした。
Immersedで仮想画面を表示しても現実の風景が見えていないのでキーボードやマウスの操作ができません。
pico4は、カラーパススルーはできるので、Immersedの機能である空間の一部分に現実の風景を表示させることでキーボードやマウスを見ながら作業することはできるのですが、実際にはあまり現実的ではありませんでした。
先日アメリカで発売されたApple Vision Proならその辺りはクリアされるんでしょうけど、いかんせん、かなりの重量のあるものを顔面に貼り付けて作業するのは、やはり難しい気がします。
今、期待しているのは、Immersedを出している会社が開発しているVisorというメガネ型のディスプレイでしょうか。
情報によるとApple Vision Proと同じ片目4Kの解像度でカラーパススルーやアイトラッキング、ハンドトラッキングなどに対応するらしい。
価格もApple Vision Proと比べると半額以下。
話は戻って、pico4は、この1年、その他の部分では、随分進化してきました。
元々、画質は、MetaQuest2よりもいいと言われていたので、アプリさえ充実してくれば、魅力的なデバイスです。
現状、Virtual DesktopやVR chatなどの人気アプリやYouTubeVRという定番(?)アプリが登場して、ゲームをしない筆者にとっては結構使えるデバイスになっています。
Apple Vision Proが日本で発売されれば買う気満々ですが、果たして50万円オーバーのVisionProと5万円のpico4、どれだけの差があるのか。
興味津々です(笑