「すずかけの滝 」まではトロッコ道なので、歩きやすい道が続くのですが、
白滝までの最後の少しは、険しい山道を登る必要があります。
危険性はほとんど無いですが、若干道がわかりにくいと思います。
ここへ来るまでにかなりの体力を使っているため、既にかなりきつい状態。
おまけに雨が降ってきて、すごく寒い状態。
でもこれが最後なんだ!と残りの体力を振り絞って何とか到着。
そこで見た滝は、おそらく今まで見てきた中で最大級の巨大滝!
とにかくでかい!の一言。
水量は少なめの滝ですが、それでも今日は多いほうなのかも。
これはわざわざ長い距離を歩いて見に来るだけの価値はあります。
雨が降って靄がかかり始めていたので、上部が見えないかも?という不安もありましたが、
ちゃんと見えました。
ただ、上は明るく下は暗いという光加減のせいで、写真はすごく撮りづらい・・・。
おまけに雨はどんどんひどくなってきます。
俺のカメラは防水仕様じゃないので、タオルをかけて雨がかからないようにします。
上部をアップで。
すごく高いがけの上から水が落ちてきています。
落差は77mとのことです。
下段のほうをアップで。
滝壺は崖の下にあり、とても降りていくことはできません。
ただ、水量が少ない滝なので、大きな滝壺などは無いようでした。
山を登ってる間は汗をかいて暑いんですが、写真を撮るためにじっとしてるとどんどん体温が下がってきます。
シャッターを押す手もかじかんでくるし、肝心の軍手はさっき転んだときに濡れたまま・・・。
川の中を歩いてきたので、靴も靴下もびしょ濡れ。
凍えるほど寒かった!!
ここでようやくお昼ごはん。
時計はすでに2時を指そうとしています。
ご飯を食べてちょっと回復。
さーて後は下るだけかと思ってたところ、なんと、対岸から白滝を見下ろすことができるとのことで、
そこへ行くとの事・・・。
ここで、「行かない」とも言えないので、がんばって着いていきましたが、途中で本当に体力の限界 (´□`。)
もう一人の友人も途中で脱落し、残った一人のみで行ってもらうことに。
足手まといで大変申し訳ありませんでした(T_T)
下りもこれがまたきつかった。
行きにかなりのショートカットをしてた為、帰りの道はかなり長く感じる。
それでもまあ滝マニア同士、滝の話に花を咲かせているうちにいつの間にか着いてました(笑)
時計はすでに4時を回ろうとしています。
本来この後、日本の滝100選の「矢砥の滝」へ行くはずだったんですが、時間的に無理そう。
それに体力的にももう限界。
これでまだ行こうって言われたら申し訳ないけど断ったかも・・・。
本日の滝めぐりはこれで終了。
尾鈴瀑布群にはまだまだたくさんの滝があります。
すべて見るにはあと2日ぐらいは必要でしょう。
「矢砥の滝」も見れていないので、また近いうちに来るつもりです。
意外と近いことがわかったし。
夜は延岡に一泊し、翌日も滝見の予定です。
一晩で体力がどのくらい回復するかな? (^_^;)