9時前に作業始め11時ころ終了しました。
まず消耗具合。
リーディング側。
右がリーディング側ですがほぼシューがありませんが、トレーリング側に行くにつれ厚みが増しています。
トレーリング側。
上と逆な感じですね。
新品との厚みの比較。
画面右側のリーディング側は段差がほぼ見えませんね。
シューの末端がリーディング側は見えないほどです。(下写真右側)
交換したスプリングは測定してませんが見た感じはさほど縮んでない感じですが。
新旧比較。
クラッチASSY外した状態。
スピンドルシャフト左の黒いセンサー部分も汚れてたのでパーツクリーナーで
奇麗にしました。
裏面ですがセンターのギヤ部分を先の黒いセンサーが読み取るみたいでABSみたいな感じですね。
スプリングを組むとベルトが落とせなくなるので組む前にベルトを落とし込みたいラップで固定しました。
かなり段がついてますね。
昨日記事にした7ATモードを使用するのでこのように段が付きます。
プライマリー側も同じ感じです。
フエイス、フイクストドライブの比較です。
クラッチのセンターロックナットは250㏄は41mmなので安いSTRAIGHTのソケットを購入しました。
39mm側。
41mm側。
覚悟していましたが、クラッチを組むときが苦労しました。
250㏄クラスなのでシグナスに比べてスプリングの張力が半端ないので押さえつけながら
ロックナットを入れるのが大変でした。
5分ほど格闘して何とか入りました。
あとはインパクトで締め付けし印が付いていたのでそこまで締め付けしました。
リヤのハウジングのロックナットは17mmでトルクが75N・m。
フロントは22mmのロックナットでトルクが95N・mです。
フロントはスピンドルシャフトがちょっと突き出てるので22mmのディープを購入しました。(安かったので)
前後ロックナット締め付けは前に購入した星野設計さんのホルダーです。
星野設計さんでは高さを増すためにブロックを下にひいて作業してますがブロックがないのでクランクケースカバーと
クラッチハウジング、その上に交換したフエイス、フイクストドライブを乗せて高さを増して締め付けました。(笑)
調べてみたらこのかさ増し必要ありませんでした。
これはある方のタイプMの車体を星野設計さんが作業してるものですが、締め付ける方向の動画の切り抜きです。
クラッチハウジングに乗せればかさ増しは必要ありませんでした。
こんな感じをイメージしてかさ増ししたのですが。
これも同じ時のものでクラッチハウジングを締め付けるときにブロックでかさ増しして
ホルダーを置いて締め付けてるものです。
シザースホルダーで締め付けていますが、私は星野設計さんのプーリーホルダーで
締め付けしました。
その時はブロックの代わりにクランクケースを置いてかさ増ししましたが。
やはり交換が必要だったみたいで、開けたらハウジングが再度焦げていました。
再度削って奇麗にしました。
この後40番の布やすりで磨きました。
クラッチも5枚すべて焼けた感じですね。
組んで自宅の駐車場でしか確認はしていませんが、出だしのトルクが若干増したように感じます。
あとは走行してみないとですが。
最短では火曜日に乗る予定なのでその時に確認してみたいと思います。
昨日撮影した写真ですが。
27268kmで作業。