「夜間はハイビームが基本。知らないドライバー多い」…夜の死亡事故多発で茨城県警が啓発
県警がドライバーにヘッドライト切り替えによる事故防止を訴えている。県内で今年10月末現在、夜間に車にはねられ死亡した歩行者は31人。県警交通企画課が原因を分析したところ、うち12人は遠くまで光が届く上向きライト(ハイビーム)なら事故を防げた可能性があったという。
夕暮れ時の交通死亡事故が多発していることから、同課は小まめなライト操作で
早めに危険を察知するよう呼び掛けている。
同課によると、夜間に車にはねられ死亡した31人のうち、上向きライトで事故にあった
死者は、わずか1人。30人が下向きライト(ロービーム)だった。
「上向きライトが基本ということが、ドライバーに知られていない」。
同課の小山秀夫総括理事官は嘆く。道交法は「夜間に対向車とすれ違うか、他の車両の
直後を走行する場合は下向きライトにしなければならない」と規定しており、同課は
「通常は上向きライトが基本」と説明する。
意外と知られていないんですけどHIが基本ではあるんですよね。
ただ市街地ですとなかなかHIで走行するのは対向車や歩行者に迷惑がかかりますからね。
しかもHIDが多くなってきていますので。
HIとLOではこれだけ差がありますからね。
ただ確かに夜間は暗めの服装ですと見えないこともあり事故が起こってるのも
事実ではあるので歩行者側もリフレクター(反射材)などつけるのも有効だと思います。