パリオリンピックが終わりました。東京オリンピックから3年の間隔でしたが4年に一度の感覚からすると短いなと思いました。選手も調整の良し悪しは様々でしたでしょうね。

日本人選手が活躍している姿が様々な競技で目立った大会だと思いましたが一つ上げるとしたらレスリングの活躍はとても印象的でした。僕は高校時代にアマレス部に所属していたのです。タックルで相手を倒すのは理にかなった力のベクトルを体感する事が出来てとても刺激的な経験でした。高校時代には柔道も経験した時期もありまして着を使う特有の技に奥深さを感じましたがレスリングの互いに組み合って相手の方をマットにつけたら勝ちという原始的な戦いはとても動物的で魅力を感じます。

後に町道場で空手も経験していますが打撃系は取り組み方も様々で老若男女問わず年相応にピークを体感する事も可能だと思いますが、レスリングは若い時期のフィジカルやコンディションピークがモノを言うスポーツだと思います。

紀元前3000年前から競技として原型が存在したレスリング。人間同士が組み合った時に感じる相手の引き込む力は脅威であり、まさに原始的な闘争本能を掻き立てるものだと思います。レスリングでという事ではありませんが、国家間の争い事も原始的な戦いで決着を付けたらいいのになと思ったことはありますね・・・

 

 

 

 オンライン調査で20代の男女約300人を対象にしたところ、楽観的な人は物事を先延ばしする癖が少なくて、良くないと思いつつも物事を先送りしてしまう人は幸福度が下がったりストレスが増える傾向という研究結果が出たそうだ。分かるような気もしますが、そう言い切れるものでもないような気もします。

「先延ばし」で、つい先日読んだ記事が胸に去来します。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母、早紀恵さんのコメントが。「肝心な拉致被害者の状況が分からない。なんでこんなにのんきなんだろうという思いが一番大きいです」横田さんは一体これまで何人の総理大臣、大統領とお会いしたのでしょうか。自民党の秋の総裁選、岸田総理は出馬しない事を表明しました。誰がなっても変わらないでは信用問題じゃないですか・・・

 

 

 小児医療の現場に異変が起きているとの記事を読みました。コロナ禍で幼児の頃から外出を控え、マスクや手洗いなどの感染対策が日常とされてきた中で幼児の頃に日常的に感染して免疫が出来ていくというシステムがないまま持ち越してしまった為に子供の感染症流行のパターンが大きく変化しているというものです。一体、世界的なパンデミックが我々人類に残したのは何だったんでしょうね。

 

 

 コロナ禍が終わり、ヨーロッパでの戦争が長引くにつれてインフレが顕著に僕達の生活を圧迫し始めているなか、アメリカのインフレもかなりの様相です。

一昔前、アメリカでマクドナルドを始めとするファーストフードを利用するのは安価に外食を楽しめる分野として庶民の生活に定着していた筈なのに今年ビックマックセット(ポテトフライ&ドリンク付)が最高値18ドル(約2,800円)を記録したそうです。

アメリカのフランチャイズチェーンでは地域店舗で価格差があり、全米平均では9ドルなのが現状なのですが、これらの状況を機会にファーストフード業界のお得メニュー等による価格競争もあるそうなので業界は大変です。日本でも言われていますがアメリカも物価高騰に賃上げが追いついていないようで、なかなか景気のいい話が無いのが現状なのかもしれません。

ロサンゼルスの“リトル東京”も街の中心部の再開発による地価の高騰等により近年は後継者不足の事情も相重なって店舗が減少傾向にあるようです。勿論新しいビジネスの参入もあり地域としては発展していくのでしょうが140年の歴史を持つ“リトル東京”がどのように様変わりを見せるのか興味深いですね。

 

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