先日「教育虐待」の記事を読みました。クローズアップ現代でも取り上げていましたね。子供の心身の限界を超える親の教育方針ということになります。

僕もそうですが、子育てを経験している方が振り返れば自身の子供時代の事や自分の子供の教育で思い当たる事の一つや二つあるかもしれません。

たしかに気の進まない事を強要され、プレッシャーと向き合う子供の辛さは分かるけれども親目線からしたらどこまでが子供の成長につながる範囲なのか判断は難しいですね。

一つ言える事はスタートのきっかけは何であれ、努力して伸びる能力は自発的にならないと効果に繋がらないという事だろう。

親としてやらせてあげたい事、又は子供からやってみたいと申告してきた事。どちらにしてもある程度やってみたところで継続も中止も本人の意思を確認してあげられる機会を作ってあげる必要があるのでしょう。事によっては成果がでないし、本人のモチベーションも上がらない事は本人には合わないという結論を親から出してあげれるように心掛ける必要もあるのだろう。他に向いている、又は一生懸命になれる事がある筈だから。

なかなか子供は自分の焼き直しではないと理解できるまで親も時間が掛かるものです。子供の価値観が自分と違う事は互いを比較しなくて済むので良かったと思えればいいんですけど。親が一生懸命になりすぎないよう日本の社会システムの中で教育の価値観を根底から変えたら良いと思うのですが。

 されど、ここで思い出すある映画のセリフがある。「天才は普通の育て方では芽が出てこない。叩いてふるいにかけてこそ出てくる能力がある・・・・」みたいなセリフだったのですが、確かに厳しく育てられたからこそ大きな能力を得られたという話は確かに存在する。

しかしそのやり方は多くの脱落者を生むリスクがあり、またそのリスクには深い傷を負う者も出てくるという事もある。

 

 

 

 

 「東証 史上最高値!!」・・・・なんか、30年前にタイムスリップしたみたいな感覚でニュースを観ていた。

多くの方が、ここ何年も収入は減る一方でモノは高くなり、ファミレスでは時給が発生しないロボットがランチを運んでくる。安価になった市場の日本に‟買い”が増える、郊外に海外投資の巨大な施設が出来る。「わーい!わーい!お金持ちさんが沢山日本にやってくる!!」

 何時からなのか、何処其処に東京ドーム○○個分の規模の●●が出来たってアナウンスがメディアで日常的になった。平方メートルで言ってもらった方が全然分かり易いと思うのですが、皆さんはどうですか? 東京ドームがいつから定規になったんや!!!

 

 

 同時公開している楽天ブログで今回取り上げた宇多田ヒカルを音楽家として僕は高く評価しているのですが、ジャンルは変わって現在放送中のTBSドラマ「さよならマエストロ」に出演中の俳優芦田愛菜の芝居には目を見張るものがあります。

一つの寄りのシーンで幾つも表情を変化させてくるのです。分かり易く言えば凄いリアリティがあるのです。プロの芝居でもなかなかお目に掛かかれない演技だと思いました。

子役から大人の俳優になる長いキャリアの俳優例は他にも多くあると思いますが、マルモのおきてから十数年、芦田愛菜の俳優としての資質を僕は高く評価しました。

 

 
 

 今年は米国の大統領選挙の年ですね。最近の日本のメディアでは「もしトラ・・」の文字をチラホラ目にする事があるのですがどちらかと言うとメディアは「もしトラ・・」を政策的に危険視している印象があるのですが実際はどうなのでしょうか。僕の「もしトラ・・」の肯定的なところは「ウクライナでの戦争を24時間で終わらせる」というコメントですね。この問題は簡単に解決しませんよね。ならばそれが偏向した和平案であっても戦争は止めるべきです。理由は社会の窓146で書いた通りなのですが、先ずは優先順位で戦争を止める事が大切だと僕は思うのです。

 

 

 先日、NHKでオッペンハイマーのドキュメンタリーを視聴しました。確かに科学者として強力な兵器を開発した事実が功績として称えられるのは日本人としては僕は評価出来ません。

しかし、開発中のオッペンハイマーの意識の中に敵国ジャパンがあったエピソードは出てこないのです。番組で語られた史実では敵のナチスより先に原子爆弾を開発するとうのがモチベーション維持の源だったようなのです。

戦後、オッペンハイマーが来日した際の記者からの兵器開発に対しての質問に「後悔はしていない。ただ、それは申し訳ないと思っていないわけではない」と答えたという。科学者としての自己と私人としての自己を表現したものなのだろう。天才科学者と言えども、時代や政治の前では歯車に過ぎないのだろう。

原爆投下の罪はそれを使用した者なのだろう。そして時の指導者さえも時代の中では歯車の一つなのかもしれない。

 

 

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Short39 “FAMILY”

ショート 43 “the dog is waiting”

 

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3月21日(木)12:10