関西学院アメフト部の鳥内秀晃監督(59)と小野宏ディレクター(57)の会見です。
けして日大を罵倒するわけでもなく、反則を犯した選手の将来を思いやる様子をみせる、教育者たる振る舞い
特に元ラガーマンであり、元新聞記者でもある小野宏ディレクターの理路整然とした大人な対応は、素晴らしいものでした。
心の中ははらわたが煮えくり返っている程だと思いますが、冷静に何がいけないのか悟らせようとする物言いで、もう勝負ありでした。
もともととても危険なスポーツでもあるアメリカンフットボール
ルールを守らないと命を落としかねないのだとか。
あの選手はなぜ意味のない危険なタックルをしたのか?
あんな事をして何になるのか?
退場になるのがわかっているし、悪質であれば選手生命さえ失うかもしれない。
心を失っていた?
しかし、その選手はこれまでもたくさんの反則行為をしてきたのだとか。
大学は勝つことだけが目的で
勝つことだけが名誉で
大学の売名行為としてスポーツをやらせているのであれば教育機関である意味がない。
プロスポーツの世界ならラフ行為もあるのかもしれません。
大学対抗試合で
もし
「相手を潰してこい」
「相手を壊してこい」
そう指示したとしたら
日本大学のNo.2理事である日大アメフト部監督は教育者でもスポーツマンでもありません。
日大の回答にはNo.2理事に対する忖度が働いていました。
残念です。
日大のアメフト部は廃部すべきだとする厳しい声も聞こえます。
そんな中でオトナな会見をされた関西学院のお二人の怒りを心に秘めた対応が際立ちました。
本当にオトナな会見でした。