昼食後に眠くなるのはアフタヌーンディップ | つまらない生き方

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春眠暁を覚えず
なんて言いまして、春はなんだか眠気に襲われる事が多いものです。
特にお昼ご飯を食べた後に眠くなる
確かにありますね。

「昼食を食べた後に眠くなるのは、消化のために胃腸に血液が集中して脳の血流が一時的に低下するからだ。」
なんて乱暴な説がありましたが、今では実はそれは違っていて、どんな状況であっても「脳への血流」は第一に確保されることがわかっています。


アフタヌーンディップ

14時ごろに眠くなるのは「アフタヌーンディップ」と呼ばれるヒト固有の生理機能なのだそうです。
ランチは「食べても」「抜いても」、その後眠くなるのです。
なぜなら「ランチ後にやってくる眠気」は、厳密にいうと「眠気」ではなく、満腹感からくる「気だるさ」。
この気だるさを助長しないためにも、ランチにヘビーミールをとるのは避けたほうがよく、極端な話、あまりに重い食事をとるとオレキシンなどの覚醒系物質の働きを抑制してしまう可能性もあるので注意が必要なのだとか。

オレキシンとは

オレキシンは脳内物質のひとつです。
神経伝達物質の一つでもあります。

オレキシンは「眠い状態」と「覚醒状態」 の切り替えをするスイッチ的な役割を持ちます。
すぐ眠くなる人にはこのオレキシンが少ないと言うことがわかっているそうです。

オレキシンは自律神経をコントロール している視床下部(ししょうかぶ) というところから分泌されます。視床下部やその近辺が血行不良を 起こすとオレキシンの分泌不足が発生します。

オレキシンの分泌不足を防ぐには?

バランスのとれた食事を、よく味わって規則正しく摂ることが一番です。バランスの良い食事はオレキシンを つかさどる神経を活性化して 分泌の増加につながります。同時に血糖の上昇を抑えるはたらきもあります。

春に眠くなるのは温かくて心地よいからに見えますが、実は季節の変わり目や様々なストレスが増える時期なために、自律神経のバランスが崩れ、オレキシンの分泌不足が起きている可能性がありめす。

規則正しい生活

早寝早起き

楽しむこと

睡眠障害に陥る前に対処すれば大丈夫なようです。


日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザー小川麻理子