Trio Grande | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Anna Magdalena

2.Valzer all'indietro

3.Jane

4.Trio Grande

5.La mia spalla sinistra

6.Bah and boh

7.Stratego

8.Balcanico

9.Una ragione in più

 

Massimo Colombo(piano)

Peter Erskine(drums & percussion)

Darek Oleszkiewicz(double bass)

 

ほのかに憂いを帯びた繊細さが美しい作品で、全曲Massimo Colomboの作曲。4、6、8などの例外はあるものの、最後の曲が終わるまでの約47分間、ミディアム~スローの曲が続きます。

 

イタリアンジャズの代表的な一面である、陽気さや聴いてすぐわかる楽しさはなく、それよりも静かな空間でリラックスして聴きたいイメージの作品です。

 

 

しかし、一方ではメリハリがなく変化もあまりないように感じられたため、品が良い、メロディが綺麗というだけでは持たない事もあるかもしれません。

 

作品中で特によかったのは2、4(中途半端な終わり方が惜しいです)、9でした。

 

それぞれの曲は良いものも多いと思いますが、一枚のアルバムとすると個人的には・・・という印象でした。

 

リンク先で全曲サンプル試聴ができます。

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