Joe Satriani - Unstoppable Momentum | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Unstoppable momentum

2.Can't go back

3.Lies and truth

4.Three sheets to the wind

5.I'll put a stone on your cairn

6.A door into summer

7.Shine on American dreamer

8.Jumpin' in

9.Jumpin' out

10.The weight of the world

11.A celebration

 

Joe Satriani(guitars, keyboards, harmonica)

Mike Keneally(keyboards)

Chris Chaney(bass)

Vinnie Colaiuta(drums)

 

Joe Satrianiの14枚目の作品。

 

キャッチーさとロックギターのかっこよさを同時に味わえる作品で(Satrianiの作品はアルバム毎に多少差はあれど、ほぼそういう傾向のものだと思いますが)、近年(ここ10年位)の作品の中では個人的に一番好きな作品です。

 

ミディアムテンポくらいの曲が多く、音の良さもあって、曲や演奏から余裕を感じる事ができます。

 

 

1を聴いてアルバムへの期待を高めた後は、哀愁を感じる2、PVの意味がよくわからない3はさらにアグレッシブに。はねるリズムでブルージーな4。5は安らぎや荘厳さを感じる約1分40秒。ヘヴィなサウンドの上に前向きな感覚のメロディが乗る7。8と9は曲名から想像するに、ある状況へと飛び込む時とそこから抜け出す時。8の方は勢いがあり、9はダークな印象。シリアスでドラマチックな展開の10、そして、お得意の疾走系11。

 

現代のレベルで考えるとJoeはもはや技術的な意味では超絶ギタリストとは言えないかもしれません(Joeが凄く上手いのは当たり前とした上で、もしかしたら、弾けるけれどそこまで弾かないという事はあるかもしれませんが、とんでもない速弾きをしたり複雑すぎるフレーズや曲を作る事はほぼないと思います)が、発表された作品を聴くと、Joeはスーパーだなと思う事が多いです。

 

このアルバムはJoeの作品の中でも(多分)トップ5に入ると思います。とても良い作品です。ジャケットもかっこいいです。

 

まずは1を。そして、2、5、10、11などを。

 

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