Melanie Dahan - Keys | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Whisper not

2.I'm through with love

3.Poor butterfly

4.Dedicated to you

5.Beautiful love

6.Everytime we say goodbye

7.Some other time / Lucky to be me

8.Star eyes

9.What's new

10.Never said (Chan's song)

 

Thomas Enhco, Baptiste Trotignon, Manuel Rocheman, Franck Amsallem, Pierre De Bethmann(piano, arrangement)

Thomas Bramerie(bass)

Lukmil Perez(drums)

Mélanie Dahan(voice)

 

Mélanie Dahanの作品。2014年発表。

 

そのタイトル通り、5人のピアニストが2曲ずつ演奏とアレンジを行っています。

 

担当した曲は以下の通りです。

 

Thomas Enhco(1,10)、Baptiste Trotignon(2,6)、Manuel Rocheman(3,8)、Franck Amsallem(4,7)、Pierre de Bethmann(5,9)

 

フランス(ヨーロッパ)のジャズやジャズピアノに興味がある方なら、恐らくどこかで見たか聞いたかした事があるであろう名前ばかりで、それだけでこの作品への期待感が高まります。

 

曲を聴いていて思ったのは、それぞれの味わいがあって聴き応えがある事と、皆素晴らしい中で、やはりBaptiste TrotignonとPierre de Bethmannは好きだという事でした。

 

Thomas Enhcoは躍動感のある1と、ピアノと歌のデュエットでしめる10。Baptiste Trotignonはメリハリのきいた演奏で聴き応えのある2としっとりした中に緊張感も漂う6。5人の中で歌ものとして良くまとめたと思うのはManuel Rocheman。次いでFranck Amsallem。軽やかな4とブルージーな7。Pierre de Bethmanはちょっと捻くれた雰囲気も。一人だけエレピを使っている事で、他の4人とは少し違った空気感がありました。

 

試聴は下のmp3の方でできますが、EPKが5つあるので、興味ある方はそちらもご覧ください。

 

 

Mélanie Dahan - "Keys"(2014) EPK 2/5 (P.2.BETHMANN)

Mélanie Dahan - "Keys"(2014) EPK 3/5 feat. Manuel Rocheman

Mélanie Dahan - "Keys"(2014) EPK 4/5 Baptiste Trotignon

Mélanie Dahan - "Keys"(2014) EPK 5/5 Franck Amsallem

 

書いた事がピアノばかりになってしまいましたが、肝心の歌もナチュラルで聴き手に親密です。

 

ベースとドラムも良く、さらにこれだけ豪華なピアニストがそろうと楽器や演奏、アレンジ面に注目がいってしまう事が多いと思いますが、選曲も合わせてジャズヴォーカルとしても、というより、聴き応えのある良いジャズヴォーカルの作品だと思います。

 

こちらはCDです。

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こちらはmp3です。

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