Shin Sasakubo - Adios pueblo de Ayacucho | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

01.Helme
02.Huerfano pajarillo
03.Jachwa
04.Chaskay II
05.Mayu sonido
06.Pacto de Sirena
07.Adios pueblo de Ayacucho
08.Siwar genticha
09.Negra del alma
10.Wallpa waqay
11.Pukuy pukuycha
12.Cequia
13.La Anaconda
14.La Flor de la Luna
 
ADIOS PUEBLO DE AYACUCHO/笹久保伸

 
Guitarras: Antenor Ramos(2004) / Manuel Baca(2004)
Grabado en Estudio Zero, Lima - Per. 23/2/2005
Tecnico de grabacion: Nicolas Mantani
Masterizacion: Estudios IEMPSA por Harry Carlos M.
 
Shin Sasakubo(笹久保伸)のアルバム。
 
日本のギタリスト、作曲家、音楽研究家で、僕はred guitarさんのブログで紹介されていたのを聴き、アルバムを購入しました。
 
経歴や作品、ブログなどはホームページで見ていただければと思いますが、日本では異質な存在だと思います。僕が知らないだけで日本にもこういう音楽を演奏する人は他にもいると思いますが、自分から積極的に探して見つけていかないとなかなかたどり着けない音楽、ミュージシャンだと思います。
 

 
音楽は土と空の香り、乾いた空気を感じるようです。僕の頭の中のペルー(や南米)のイメージは、恐らくごく平凡で一般的なものだと思いますが、そういうイメージを音楽で表現したような。そんな書き方をすると物凄くつまらない作品のように思われるかもしれませんが、とても味わい深いと思います。
 
多くのコンクールでの受賞歴が物語るように、ギターの腕前は素晴らしいです。演奏面でクラシックに近いものを感じさせながらもフォルクローレが元になっているので、もっと土着で一般の生活に近いところにあるものを感じるようです。
 
南米の文化、音楽(フォルクローレ)に興味がある人、高度な演奏技術を堪能したい人、曲や作品全体から漂う哀愁に浸りたい人には良いかもしれません。