Art Tatum Ben Webster Red Callender Bill Douglas | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

01.Gone With The Wind
02.All The Things You Are
03.Have You Met Miss Jones
04.My One And Only Love
05.Night And Day
06.My Ideal
07.Where Or When
 
アート・テイタム~ベン・ウェブスター・クァルテット+3/アート・テイタム~ベン・ウェブスター・クァルテット

 
Personnel:
Art Tatum(piano)
Ben Webster(tenor saxophone)
Red Callender(bass)
Bill Douglass(drums)
 
Produced by Norman Granz
Recorded Steptember 11, 1956, Los Angeles, California
 
Art Tatumのアルバム。
 
商品名はちょっと長いですが、The Tatum Group Masterpieces - Art Tatum Ben Webster-Red Callender-Bill Douglasです。
 
やはり注目すべきはArtのピアノですが、このアルバムでは超絶技巧は影をひそめ(とはいっても弾きまくりのArtと比べればという話で、十分技巧的だと思います)ゆったりしたアレンジや色気あるサックスに合わせた演奏になっています。
 
色気があると書きましたが、全体が艶かしくならずに知的で洗練された美しい感覚になっているのは、ピアノのみならず、4人の演奏のバランスがよく取れているからだと思います。
 
ゆったり落ち着いた曲が多い中、軽やかで鮮やかな5は新鮮です。この曲があるから前後の曲がより聴きごたえのあるものになっていると思います。
 
そのスタイルに好き嫌いはあるかもしれませんが、まだ聴いた事がない人は聴いてみても損はしないと思います。
 
僕が所有しているのは7曲のものですが、3曲の別テイクが収録された盤(上リンク)とその他に、詳細はリンク先のコメントに詳しいですが、全15曲の盤(下リンク)もあるようです。
 
Art Tatum & Ben Webster Quartet/Art Tatum & Ben Webster

 
良いアルバムだと思います。機会があれば、別テイクも聴いてみたいです。