Eddy Palermo - brincando | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

01.Nada sera como antes
02.Amor em paz
03.Stella by starlight
04.Samba de verao
05.Beijo partido
06.Luiza
07.Bartida diferente
08.Here's that rainy day
09.Minha saudade
 
【送料無料】 Eddy Palermo / Brincando 輸入盤 【CD】

 
Eddy Palermo(electric guitar, violao)
Roberto Gatto, Raffaele Califano(drums)
Francesco Puglisi(electric bass, double bass)
Claudio Colasazza(piano)
Simone Ajad(triangle)
Arlen Azevedo(congas, percussions)
Flavinho Vargas(cuica)
Sandro Deidda(tenor sax)
Nicola Stilo(bass flute, flute)
Cicci Santucci(trumpet)
Toninho Horta(violao, electric guitar, vocal)
Pery Ribeiro(vocal)
 
Recorded in Rome at Saint Louis Recording Studio - June 2004
Produced by Stefano Mastruzzi and Eddy Palermo
 
Eddy Palermoのアルバム。
 
この人の作品は初めて聴きますが、選んだ理由はToninho Horta(とPery Ribeiro)がゲスト参加しているからでした。
 
そのToninhoは3,5,8,9に、Peryは4に参加しています。
 
そういう理由なので、興味はほとんどToninhoがどういうプレイをするのかにあったのですが、良い意味で期待を裏切る作品の出来とEddyの演奏に驚きました。
 
Eddyは変わったギターサウンドを作ったり超絶技巧や意外性のある演奏をするタイプではなさそうですが、しっかり整えられた演奏は曲や全体の良さと相まって耳に心地よいものになっています。
 

*演奏している曲は9ですが、楽器の編成が違うので、別物として考えた方がいいかもしれません。
 
アルバムのテーマがブラジルのようで、そういう雰囲気は全体から感じますが、二人のギタリストが良い演奏を繰り広げています。また、曲によってナイロン弦ギターが使われているのも特徴で、楽器ならではの弾力と柔らかい音色は魅力的です。
 
Toninhoは特に3と自作の5が素晴らしいです。
 
他にEddyのソロの6、出だしを飾るスピーディーな1、それぞれ管楽器が入る7と9など、楽しい曲が多いです。
 
良い作品だと思います。しかし、速い曲は1(と9)のみで、それ以外は曲にもよりますが、比較的リラックスムードが強いです。そういう雰囲気をあまり好まない人にはあまり楽しくない作品かもしれません。
 
手に入れる機会があれば、他の作品も聴いてみたいと思いました。