Morelenbaum2/Sakamoto - A DAY in new york | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Desafinado
2.Bim Bom
3.Insensatez
4.Coracao Vagabundo
5.Falando de Amor
6.Chora Coracao
7.Sabia
8.Tango(Versao em Portugues)
9.Chega de Saudade
10.Samba do Aviao
11.Tema Para Ana
12.Fotografia
13.Vivo Sonhando
14.Amor Em Paz
15.As Praias Desertas
16.Insensatez/re-model by alva noto
 
A Day In New York/ワーナーミュージックジャパン

 
Paula Morelenbaum(vocals)
Jaques Morelenbaum(cello, backing vocals)
Ryuichi Sakamoto(piano, backing vocals)
Luiz Brasil(guitar, backing vocals)
Marcelo Costa(percussion, backing vocals)

Produced by Morelenbaum2/Sakamoto
 
Morelenbaum2/Sakamotoのアルバム。
 
前年のCasaに続く作品で、"この夏に贈るブラジル音楽へのトリュビュート作品"との事。
 
いい音楽です。夏だけでなく全ての季節、時間帯に合う滑らかで洗練された音。ほのかな憂いを感じるメロディと演奏が続く中盤は、そのままだと中だるみしてしまう作品も多いですが、この作品ではそのような事もなく聴く事ができました。
 
自分の内側を見つめたくなるような雰囲気が続くその部分がアルバム中の一つの魅力とも言えそうです。
 

*CD--EXTRAで収録されているビデオクリップです。曲は0:27くらいから
 
個人的に坂本龍一という人間はあまり好きではないので、音楽を聴く時はそれと切り離して聴かねばならないのがちょっと難しいところですが、ミュージシャンや作曲家としてはやはり凄い人だと思います。もちろんこの作品も十分クオリティのあるものだと思います。
 
リラックスしたい時に、落ち着いた良い時間やその時間の演出に、心を平静に戻したい時になどに。
 
速いテンポや体が自然に動き出すようなリズムはあまりないので(当てはまるのは1,2,9,10など)、そのような音楽が欲しい人にはちょっと違うかもしれません。
 
一度は鑑賞用の時間を作って聴きたい作品です。