L'hymne a l'amour | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

01.Milonga is coming
02.Triunfal
03.L'hymne a l'amour
04.Sinfonia 11 G-moll, BWV 797
05.Soledad
06.Para Jobin
07.Operation Tango
08.Romance Del Diablo
09.Waltz for Debby
10.In Bicicletta
 
If You Love Me/Richard Galliano

 
Richard Galliano(accordion)
Gary Burton(vibes)
George Mraz(bass)
Clarence Penn(drums)
 
Richard Gallianoのアルバム。アルバムではRichard Galliano Quartet featuring Gary Burtonとなっています。
 
アルバム名になっているL'hymne a l'amourはEdith Piafで有名な「愛の賛歌」ですが、アルバムのテーマになっているのはAstor Piazzollaでしょう。
 
そのPiazzollaの曲はセンチメンタルな雰囲気を持ったものも多く、その感覚が何となく秋を感じさせるような気がします。
 
また、空気の振動が伝わってくるようなビブラフォンの音と、時に荘厳に、またあるときは包み込むような温かさのあるアコーディオンの音はそれらの曲(もちろんPiazzolla以外も)と相性が良く、曲の魅力をさらに引き出しているような気がします。
 
♪Sinfonia 11 in G-moll, BWV 797
 
必死に聴くようなものではなく、かといって何となく後ろで流しておくようなものでもなく、ただ静かに耳を傾けていたくなるような気持ちになる作品でした。