Mike Del Ferro - new belcanto opera meets jazz | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Recondita Armonia
2.Tiritomba
3.Mio Babbino Caro
4.Habanera
5.Vissi d'Arte
6.Prelude
7.Au fond du temple saint
8.Torna piccina mia
9.Nessun dorma
10.Brindisi
11.wien
12.Amor ti vieta
 
New Belcanto Opera Meets Jazz/Mike Del Ferro

 
Mike Del Ferro(piano)
Frans van der Hoeven(bass 1,2,3,5,6,7,8)
Roy Dackus(drums 1,2,3,5,6,7,8,10,11)
Toots Thielemans(harmonica 3,5)
Richard Galliano(bandoneon 1, accordeon 8)
Gerardo Rosales(percussion 4)
Leslie Lopez(bass 4)
Eric Surmenian(bass 10)
Stefan Lievestro(bass 11)
 
recorded by Roy Dackus and Lex Tanger at Studio Landsmeer and the Dudok Studio of the Amsterdam Conservatory.
mixed and mastered by Roy Dackus and Lex Tanger
 
内容はタイトルの通りです。featuring Toots Thielemans and Richard Gallianoとなっています。
 
プッチーニのトスカやトゥーランドット、ビゼーのカルメン、真珠採りなど有名なオペラの曲が演奏されています。しかし、演奏はオペラ(クラシック)風というより、よりジャズに近いのではないかと思います。そういう部分では、クラシック+ジャズのフォームで有名な、例えばEugen CiceroやJacques Loussierとはまた感覚なんだろうなと思いました(が、そうでもなかったりして)。
 
僕はこれを楽しめたかというとそれ程でもありませんでした(ゲスト目当てで買ったので、内容を知ったのはCDをかけた時でした)。しかし、全体的にちょっと甘めでありつつも極端に派手になりすぎたり、逆に審美的になりすぎる事もないように感じたので、割とすっきり聴けますし、原曲を知らない人でも馴染みのあるメロディが出てくる事が多いと思うので、日常生活やちょっとおしゃれ(でさわやか)なお店のBGMなんかにいいかもしれないですね。
 
でも、正直なところこれを聴くならもっと別に聴くものがあるんじゃないかと思ってしまいます。もしこれを使うなら聴いて楽しむより場所や空間の演出に使いたいです。
 
うーん、ゲストがいてよかった・・。
 
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