Bola Sete - Shambhala Moon | 全ての音は音楽か

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1.The Sun Pours Through the Darkness Gently, Gently
2.Moonbeams, Moonlight, Midnight Magic
3.Morning Rises Through the Mist
4.Night Shadows
5.Sorcerers, Spirits, Devas, and Delights
6.Shambhala Moon
7.Many Shades of Green
8.Devas' Lament
 
Shambhala Moon /Bola Sete

 
Produced by George Winston for Samba Moon Records
Recorded and mixed by Howard Johnson. Additional engineering by Karen Page(K2) & Justin Lieberman
 
Additional information about this recording
Shambhala Moon was originally released in 1985 as Jungle Suite on Dancing Cat Records
All compositions played on a Mario Martello classical guitar with steel strings.
 
ソロギター。
Bola Seteはブラジル出身のギタリスト、コンポーザーですが、この作品で聴けるのはブラジリアンギターやジャズのそれよりも、もっとクラシック風、というよりニューエイジ風のイメージが強い作品に感じます。そういえば曲名を見てもそんな雰囲気を強く感じるような。
 
Dancing Cat RecordsはGeorge Winstonが設立したレーベルなので、そういう向きもあるのかもしれませんが(現在はハワイアン・スラックキーギターに専門のレーベルになっているようです)ニューエイジに割とありがちな、穏やかで親しみやすいメロディーや演奏はさほど目立たないように感じます。いや、聴いているとそういう良いメロディやハーモニーはあると気づくのですが、そこに至るまでの道のりが少しだけ長いです。単純にリラックスやヒーリング一直線というわけではないんですね。
 
ずっと、繰り返して、聴く度に新たな発見がありそうな気がします。それは幻想的というかスピリチュアル(霊的、精神的)なものをこの曲と演奏から感じるからかもしれません。もっとも僕はそういうものは信じていませんけれども(かといって否定もしません)、外面的な部分よりも、もっと内側に響くというか。なんと表したらいいものか、表現力のなさを悔みます。
 
テーマはワールドミュージックかニューエイジにするか悩みましたが、今回はニューエイジに入れることにします。
 
なお、1曲目のリンクの説明ではBola Sete- The Sun Pours Through the Darkness, Gently, Gently From the Auntentico CDとなっていますが、これは本作の1曲目で間違いありません。
 
Bola Seteの公式ページはこちら