Far Corner(2004) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Silly Whim
2.Going Somewhere?

Something Out There
3.I
4.II
5.III

6.With One Swipe Of Its Mighty Paw
7.Outside
8.Tracking
9.The Turning
10.Fiction
 
Far Corner/Far Corner

 
William Kopecky(electric fretless & fretful bass)
Dan Maske(grand piano, hammond organ, synthesizers, additional percussion)
Angela Schmidt(acoustic and electric cellos)
Craig Walkner(percussion)
 
Additional Musicians:
Frederick Schmidt(clarinet)
Heather Schmidt(flute)
 
Recorded at eDream Studios, Milwaukee, Wisconsin
Engineered by Dan Gnader
Produced by Dan Maske and Dan Gnader
 
Far Cornerのアルバムです。
 
ダークで混沌とした内容で、ヘヴィなサウンドと複雑な曲がよりその雰囲気を強くしているように感じます。
 
ピアノ・ベース・ドラム(パーカッションとなっていますが、実質演奏しているのはドラムだと思います)にチェロというやや変則的(?)な編成になっていますが、エフェクトをかけて歪んだ音にしてあるところもあるので、場面によってはエレクトリックギターのような感覚で聴けるかもしれません。
 
明るい部分が全く見えないのでいつでも気軽に聴けるようなものではないかもしれません(ただひたすら不安にさせるような、落ち着かない感覚が強いと思います)が、しっかり構成された曲とテクニカルな演奏は聴くたびに何かの印象を残してくれるようでもあります。
 
3つのパートからなる約17分の3-5や約16分半の10など長尺の曲が多く(一番短いのは1で約5分です)、好きな人であればかなり聴き応えがあるものだと思いますが、そうでない人には苦痛になってしまうかもしれません。
 
このアルバムからではありませんが、公式ページでいくつか試聴できますので、興味のある方は聴いてみるといいでしょう。
 
Far Cornerの公式ページはこちら