Crushing Days A Tribute to Joe Satriani (2000) | 全ての音は音楽か

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Crushing Days: Tribute to Joe Satriani/Various Artists

 
1.Crushing Day(Slav Simanic)
2.Big Bad Moon(JOBOJ)
3.Ice Nine(Rob Balducci)
4.Satch Boogie(Kelly Jones)
5.Summer Song(Carl Roa)
6.Crush Of Love(Dave Martone)
7.New Day(Terry Syrek)
8.Driving At Night(Michael Chlasciak)
9.Why?(Steve Mannocchi)
10.Always With You, Always With Me(Ron Thal)
11.Hordes Of Locusts(Steve Booke)
 
Executive Producer: Eric Hoffman
 
ジョー・サトリアーニのトリビュートアルバム。曲名の後ろの名前は演奏しているギタリストです。
 
初期の作品からの選曲で(アルバムジャケットもSurfing with the alienをイメージさせるようなものですね。しかし何とも怪しいです)4、5、10のような有名曲も入っているので、ジョーの曲を良く聴く人はもちろん、まだあまり知らないという人にもわかりやすい選曲かもしれません。
 
ただ内容は僕の期待していたものとは少し違うようで、半分以上の曲でドラムはプログラミング。サウンドも何だか軽くて安っぽいと思ってしまいました。(プログラミングだから安っぽいという意味ではないのですが・・・)全員ギターは上手なのですが、味わい深さがあるわけでもなく、あっと驚くようなギタープレイを聴かせるわけでもなく(これらは人それぞれだと思います)、逆にサウンド面やアレンジ面などで不満を感じる事(全曲ではありません)が多かったです。
 
有名ギタリストも参加しているので(Ron Thal、またはBumblefootとRob Balducciの参加は大きいと思います)、好きな方は聴いてみたいと思うのではないかと思いますが、僕の個人的な意見を述べさせていただくとすれば、わざわざ買って聴く程でもないと思います。言い方は悪くなってしまいますが、マニアやコレクター向けの作品と言われても仕方のないものだと思いました。
 
とはいえ、聴いてどう感じるかは人それぞれだと思うので、興味がある方は聴く機会を作っていただけたらと思いますが、僕個人としては強くおすすめしたいアルバムではありません。
 
*amazon.comのページで試聴可能のようです。