小島麻由美 - セシルのブルース(1995) | 全ての音は音楽か

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Produced by Mayumi Kojima and Takaro Nozaki
 
小島麻由美さんのアルバムです。
 
よく言われる(昭和)歌謡風でノスタルジックなサウンドにキュートな歌声。タイトルにあるとおりブルースやジャズのイメージもあり、それを特徴ある歌詞で歌っています。センスを感じさせるポップなアレンジもそうですが、意識しなくても周りの景色の色合いが変わってきそうです。
 
これがファーストアルバムというのだから驚いてしまいますが、聴きやすさも曲や演奏の内容の充実度も高いと思います。つかみとなる1曲目のインパクトも強烈ですし、3曲目は曲名どおりスキャット(歌詞はありません)。4曲目や6曲目の明るくかわいらしい雰囲気。周りをセピア色にしてしまう7曲目など。また、10曲で約29分半という短さですので、かなり聴きやすいと思います。
 
独特の世界は一度夢中になるとそのまま気になり続けてしまいます。歌声に魅了されてしまう人も多いようですが、個人的にマイナー調の曲でのキュートさと色気が複雑に混じったような歌声はいいと思いました(このアルバムでは7曲目など)。
 
改めて言うまでもないかもしれませんけれど、まだ聴いていない方は一度聴いてみても良いと思います。
 
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セシルのブルース/小島麻由美