
コンサート前のある日、ダニエルチルドレンプロジェクトのチームスタッフが、
あるお母様から電話をいただきました。お母様は、
「ダニエルって、あの『星に願いを』や『パッヘルベルのカノン』をやってる
ダニエルコビアルカさんですね。実は…」と興奮気味に話し始めました。
「今回、ダニエルのコンサートのチラシをバイオリンの先生からもらいました。
最初、ダニエルって誰のことかわからなかったけど、お腹に赤ちゃんがいたとき、
胎教にいいと思って、毎日聞いていたアルバムを創った人だ!って思い当たりました。
そして、ダニエルと一緒にステージでバイオリンを弾く子供たちを
募集してるって知って、もう嬉しくなって電話しました。
実は、今、その子は7歳になって、バイオリンを習っているんです。
あんまりうまくはないのだけれど、「星に願いを」をダニエルと一緒に弾けるでしょうか…?」
確かにダニエルの音楽は世界中で、胎教の音楽としてよく聴かれていると
私たちスタッフも知ってはいましたが、まさか、
本当に胎教として実際に聴いていたお母様からこんな嬉しいお申し出の
お電話をいただけるとは思っていませんでした。

ダニエルのお父さんが「ダニーボーイ」の美しいメロディーに
言葉にならない愛しい想いを託したように、
その同じ愛しさが言葉のちがう国でもしっかりと育まれていた事実に、
私たちは胸をうたれたのです。
今回、東京公演に参加してバイオリンをダニエルと一緒に奏でてくれたその女の子…
名前を「花音」と書いて、カノンちゃんと言います。
65人のダニエルチルドレンストリングアンサンブルの一人として、
一生懸命、バイオリンを弾いていました。