ご無沙汰しております。

 

ここのところ、日本からの出張者のフルアテンド、体調不良、お客様のタイ出張と数々が重なり、更新を止めてしまいました。特に体調不良がきつく、未だに体調が戻りません。この体調不良も食中りから始まっていると思います。日本からの出張者の前の週に食中りの症状が出ております。ちょうど更新を止めた週です。そこから会食も重ねて再びの体調不良のまま現在に至っております。健康第一を改めて認識させて頂きました。この週末3連休から1日仕事をして再び2日間の休みとなるため、ここは一切の予定を入れずにゆっくりと過ごす予定にしております。

 

久しぶりの更新という事で、タイで出会った数々の方々の中から記憶に残っている方を少々書かせて頂ければと思います。初めに書かせて頂くのは若き期待の駐在員の方です。既にタイに駐在して10年は越えていると思います。30代前半でタイに駐在し、その当時からタイ現地法人のMDをしておられた方です。この会社は日本でも中堅企業に当たる規模で、タイ以外にも複数の海外拠点を持っている会社です。その中でも当時からタイが最も期待されており、若きエース格が投入されたと評判になっておりました。実際にこの方は順調にタイ工場を伸ばし、タイ国内に第2工場を構えるまでに業績を伸ばしております。行く行くは日本の会社の次世代社長ではともっぱらの評判になっております。

 

さて、タイの会社の業績をグングン伸ばしたのも見事ですが、その考え方にも非常に多くの共感が持て、色々と私も勉強させて頂きました。特に共感が持てた考え方は「何のためにそれをするのか?」でした。どこの会社でも安全第一で業務に当たるのは当たり前だと思います。そして身を守るために色々な規則が存在していると思います。その規則1つ1つについて、何がどう危険で、こんな事例があってこの規則が存在していると、上役のタイ人が部下や新人に説明を行っている姿をこの会社では良く見掛けます。そして仕事の手順のコツについても全ての理由を説明しているようです。それも全てにおいて1回ではなく、身につくまで何度でものようです。こうして根本的な考え方の中心を「何のためにそれをするのか?」におき、常に目標であり、行動をお興す意味に注意を向けさせる考え方には非常に共感が持てました。

 

多くの場合で手段が目的になってしまっている事が多いと思います。その事ではっと目が覚めたのがSNSで見掛けた上司と部下のやり取りのコメディーでした。上司が部下にお前は手段が目的になっているんだよと言ったところで部下には何の事やらと伝わっていなかったようです。そこで上司の方はとあるRPGゲームの名前を出し、このゲームの目的は何だと部下に聞いたようでした。部下はラスボスを倒す事と答えたようです。それに対する上司の答えは、それは手段であって目的ではないと言ったようです。このRPGゲームはラスボスを倒す事によって得られる平和が目的であって、ラスボスを倒すのは手段に過ぎないと部下に説明したようです。これで部下ははっとしたようで、自分が手段と目的をはき違えていた事を認識したようでした。多くの会社でも1つの問題に対して手段を取る事が徐々に目的化していってしまう事があると思います。その時には「何のためにそれをするのか?」を思い出す事で目的に沿った手段に話が戻せると思います。今のタイの会社でも目的と手段の確認のために、何のために集まり、何を決めたいのかは必ず会議の開始時に確認するようにしております。

 

なぜこんな当たり前の事に共感したのかを本日の最後に書きたいと思います。

 

タイに住んで仕事をしていると、本来はもっと違った目的があってタイに住み仕事をしていたのでは?と思う方に出会う事が多くあります。タイでは日本と比較すると非常に誘惑が多く、それに乗ってしまう事もしばしば起こり得ます。そうしていく事で、徐々に会社の期待とは裏腹に、本人も流されて行き、いわゆるタイに沈没してしまう人を何人か見てきました。「何のためにそれをするのか?」これは仕事のみならず、普段の生活の中でも言える事ではと、そんな思いが強くなり書かせて頂きました。仕事ぶりを見れば概ね個人の考え方や感覚も見えてくると思います。それは仕事面だけでは無く、プライベートにも通じる事だと思っているからです。

 

体調面もあり、ぼちぼちと更新して行ければと思っております。

 

本日も有難う御座いました。