POWERS OF TWO(エリアマネージャーとズームでフリートーク) | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

木造の古い我が家は

なかなかの寒さの日々ですが

オンラインで仕事や

打ち合わせ(&おしゃべり)ができる

今年の冬はありがたい限り。

 

 

皆様のお住いの寒さはいかがですか?

 

さて昨日と一昨日は

エリアマネージャーの

大阪の藤原くみこさん → こちら 、

愛知の山田康予さん → こちら と

オンラインで

打ち合わせ&情報交換をしました。

 

 

といっても中身の大半は雑談でしたが

それは私にとっては心と頭によい刺激なのです。

 

 

特に昨日は夜でしたので

私は頂き物のシードル酒を飲みつつ。

(^^)/

 

 

とりとめもない対話が重要なことを

3年前に出版された下記の本では

天才たちによるエピソードで
説明してくれています
ので

私のおしゃべりは実は確信犯的なもの。

(#^.^#)


今日はそれをご紹介したいと思います。
 

『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』

 ジョシュア・ウルフ・シェンク 

 (キュレーター、エッセイスト):著 <英知出版>

 

 

今日はいつも以上に

長い文章になってしまったブログですが

タイトルにご興味ある方は

読み進めてくださいませ。

m(__)m

 

~~~~~★~~~~~

 

子供の頃、私は消極的なくせに

頭でっかちでしたので

グループ討議とかグループ発表が大嫌いでした。

 

「誰か私の意見を聞き出してよ」

「段取り、それじゃ、だめだよ。。。」

と内心思いつつも誰も私に注目しないのでした。

(-_-;)

 

 

そんな自分に変革が起きたのは

恥ずかしながら社会人になってから。

学生時代には見たこともない方法で

自分の意見を言ったり、

苦情処理をする先輩や上司に出会ったり、

販売員研修をさせてもらうようになってから。

 

 

グーグルもアップルもソニーも、

二人で起業した組織。

創業時に創始者達は時間があれば

話していたそうです。

僭越ながら思えばワンセルフも

ある勉強会で出会った

前田さんという男性と意気投合し、

20代後半の二人は新しい研修の話を

デニーズで何時間もしていました。

(お互い還暦を越えたのを機会に

 会社組織を2年半前に解消し

 ビジネスパートナーではなくなりましたが)

 

 

またワンセルフカード自体も

ここで何度も書いてますが

るり子さん→ こちら の画力に

後押しされて今があります。

彼女には私の公開勉強会に

多々参加していただき、

お互いの事務所で語りあったことは

何にも換え難い思い出です。

 

 

また2012年からは

カードを認定講座制度にすると→ こちら

冒頭に書いた二人をはじめとして

多くの方々に助けられ刺激を受け、

様々な勉強会や

カードセラピーが生まれていきました。

 

 

一人でお山の大将でやっていたら

こんなふうな展開にはならなかったと

痛感します。

 

 

アイデアや構想を練る時に

一人で部屋にこもるしか術がなかった

学生時代の私にタイムマシンがあれば、

「物事は二人で話をしているところから

 生まれるんだよ!」

と言ってやりたいです。

 

 

ジョン・レノンと

ポール・マッカートニーの合作で

名曲が生まれた過程も

歌詞ができて曲をつける、

といった直線的プロセスではなく、

もっと探索的なものだったようです。

関係のない曲を演奏したり、

ジタバタしているうちに、

ふと思いついてそれが曲になったのだそう。

 

つまり用意されている正解に

向かっていくのではない、

ということ。

 

 

大事なことは

正解などない中で、

いろいろ試してみる、ということ。

 

だから私の昨日一昨日の

とりとめのないおしゃべりと

問いとぼやきは

「その時間の流れの

 共有感覚こそが素晴らしいのだ」

と心底思うのです。

    

緊急事態宣言はいつ解除だろう?

 

みんなはどんな学びや

集いを求めているのだろう?

 

今の時代にあったセラピーって何だろう?

 

 

これらはいろいろと試したり、

壊したりしながら、
フィットするものを

見つけるしかないのです。


すんなり行くものって

案外何も生み出さないかもしれません。

 

 

 

いろいろと話して

ジタバタしているその途上で

ある日そこに何かが生まれるのです。

 


 

大切なことはたった一つ。

それは一人で

効率よく何かを成し遂げよう、

と頑張らないこと。

 

自分の受けた学校教育では

一人の天才が新しいアイディアや

改革を起こすのだと言われてきたように思います。

しかし実際はそうではなく

「二人」の間で物事は

「創られてきた」のです。




特に今はどの職種の人にとっても

これまでの経験や知識では

解決できない状況に直面しています。


そんな時に「POWERS OF TWO」

 (二人で一人)のセンスがない人は

そこが行き止まりだと思いがちです。

でもそこは行き止まりでなく

「始まり」。

 


 

独りになって考え込むだけではなく、
他の誰か、

たいていの場合は誰でもいいのですが、
(#^.^#)

その人たちに今の状態や

考えていること、思っていることを

ぶつけてみること。

でも「アドバイス」は期待しないこと。

ましてや自分が人に助言なんかしないこと。

 

 

大事なのは発信して反応を待つこと。
目的は自分の脳の中に

新しい回路を創るこなのですから。
(勿論人と何かを創るのは苦手という方は

 無理をする必要はありませんが・・・)

 

最後に『POWERS OF TWO 』の中で

ある脚本家が今日のブログで言いたいことを

美しい文章でまとめてくれてますので

それをご紹介して終わりにしたいと思います。

 

 

「それ以上分割できない人間の最少単位は

 二人だ。

 一人ではない。
    

 二人の魂が絡み合うところから、

 社会が生まれ、
 人生が生まれ、演劇が生まれる」
 

 byトニー・クシュナー

 

長い文章を最後まで読んでくださり

ありがとうございます。

 

【補記】メモ 

(1)1/1付でHP を更新

 

(2)認定トレーナーの開講日程 を1/26付で更新

  

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら