「絶対に」と発する人(時)は要注意(3/31ムクティは延期) | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

連日テレビで

「オリンピックは4年に1度の

 平和の祭典だから延期は絶対にない!

と顔を赤くして激説していた元JOCのK氏は

今の状況をどう思っているのでしょう?

 

 

この方は他にも

「たかがウィルスに負けてはいけない」

という発言もあり気になるおじさまでした。

→ こちら

 

 
今回の五輪延期で
「【絶対に】ということは
 この世にはやはりない」
ということがはっきりしましたね。
 
(↑この件は後述しますので
 よかったら読み進めてくださいませ)
 m(__)m
 
 
~~~~~★~~~~~~
 
さて冒頭に括弧付きで
サブタイトル風に書きましたように
私も開催を楽しみにしていた
3/31(火)ワンセルフ・ムクティ
第七章@築地
都の外出自粛要請を鑑みて
延期といたしました。
 
(↓第七章の資料)
 
 
次の日程は残念ながらまだ未定
 
 
築地サロンは8名は入るお部屋ですが
定員を今回4名に絞っていましたが
それでも電車や駅の人混みを考えると
主催者としてはこらえないといけませんね。
 
 
通常は講座を企画すると、
絶対に
「当日は目覚ましをかけ忘れないように」
「自分が体調を崩さないように」
「天候や交通トラブルで遅刻しないように」
「あぁ、そんなことがあったら洒落にならないわ」
という思いで30数年やってきました。
 
それでも地下鉄サリン事件とか
(何度か書いてますが)がんになったり、
数年前は肺炎で中止や延期を
余儀なくされたこともありました。
 
 
ですから「絶対に」が付く
例えば「絶対にお勧め」
「絶対に出来ない」
「絶対におかしい」
「絶対にやります」等の発言は
その人の一生懸命さの
現れかもしれませんが要注意です。
 
今後の自分への指針をこめて
もう少しこのことを書いてみようと思います。
(;^ω^)
 
~~~~~★~~~~~~
 
私が「絶対に」という言葉を
意識した原点
『ぼんぼん』という小説
 
 
これは少年目線で書かれた
第二次世界大戦の体験物語。
 
私がこの本の存在を知ったのは
1980年代に熱狂的ファンだった
故・河合隼雄先生(心理療法家)が
講演会で紹介していたから
 
※『ぼんぼん』
  今江 祥智:著(新潮文庫)
 
物語は星座を題材に始まります。
 
 
舞台は昭和16年の戦争の色が
濃くなってきた大阪。
主人公は小学校4年の洋君。
彼は兄と「最新式で日本に一台」
というプラネタリウムへ行き
その星空映像に兄弟で感嘆するのです。
 
しかし彼らはここで
思いがけない事実を学びます。
 
 
それは北の空に
不動の地位を占めている」
と思われる北極星
「今から10万年後にはその場所が
がらっと変わってしまう」
という施設職員の解説。
 
その後主人公の少年にとって
絶対的存在だった父が亡くなり、
彼の一歩前を歩いていた兄とは
戦争のことで考え方に確執が起こり、
戦後は世の中の価値観が
ひっくり返っていきます。
 
 
河合先生は戦争時だけでなく
「絶対不変と信じていたものは
実は変化していく」という法則
心のどこかに入れておかないと
「人と深く接したり
人生を濃く味わうことが
出来ないだろう」
というようなことを仰っていて
それは私の脳裏に深く刻まれました。
 
 
ですので
「絶対に」を力説する人
(あるいは自分がそうしている時)
には反応してしまうのです。
 
その人はボキャブラリーが
貧困なだけかもしれませんが
あえて厳しく見てみると
その人は「外の世界を知らない」
ということ。
 
 
自分に興味があることや
利害があることに目が行きがちな
今年の春ですが
広い視点と長い時間感覚で
今の局面を見つめ、
乗り越えて行きたいものですね。
 
 
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
 
<蛇足の追記>
新型コロナは専門家でもまだまだ
「わからないウィルスだ」ということだけが
今の時点で明確なことですね。。。。
(;´・ω・)
 
 
でも私がちょっとわかったことは
ほぼ毎日テレビに出てくる女先生は
毎回洋服を変える決意(?)を
なさっているということ。。。
(;'∀')
 

【補記】メモ 

(1)3/1付でHP を更新


(2)認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新

 

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら