ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
先日告知した
るり子さんのカレンダープレゼント→ こちら
は先ほど終了いたしました。
勇んで申し込んでくださった方々、
ありがとうございます。
申し込みそびれた方はごめんなさいね。
m(__)m
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さてこのキャンペーンに際して
下記のようなお問い合わせを数通いただきました。
↓
「まだ早いですが
絶対に欲しいので今このメールではだめですか」
(受付は11/27~でした)
「11/27は仕事でメールが出来ないので
先にこのメールで申し込みたいのですが」
無情にも私の返答は「NO」。
それには3つの理由があります。
一つは公平性を期すため、
もう一つは出張前は多忙になるので
私の事務作業緩和のため。
そして3つめが重要な理由ですが
それはちょっと長くなるのと
私のポリシーというと大げさですが
大事にしていることなので下記に書きたいと思います。
お時間のある方だけお付き合いくださいね。
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常日頃私がワンセルフで
密かに重点をおいているのは
「正直者がバカをみないコミュニティ(環境。組織)」。
例えば今回のカレンダープレゼントでしたら
11/27からと書きましたので中には
「11/27は忙しいけど
朝少し早く起きてメール申し込みしよう」
「今日はまだ出来ないんだ。
忘れないようにメモ、メモ」
として申し込んでくださった方もいたかもしれません。
実際に11/27に日付が変わった途端に
お申込みがぽつぽつと入りましたので
そうした人たちのエネルギーに
応えるようにしたいのです。
また私が主催する講座(研修)は
たとえ遅刻の連絡が入っても
時間通りにいらした方が一名でもいれば
遅れてくる方は待たずに
オンタイムでシビアに始めます。
それは間に合うように来てくださった方の
学習意欲に応えるようにしたいから。
定刻に着くように走ったり
朝食抜きでいらしたかもしれないのに
私が「遅れる人がいますので〇分を遅らせます」
と言ったらがっくりですよね。
先週の大阪の出張講座では
初日、二日目と遠方からいらっしゃる方や
季節の変わり目で体調を崩す方で
欠席や遅刻の連絡が相次ぎました。
主催のくみこさんは私に気を使って
当初オロオロなさいましたが
上記の話をしたら彼女の顔はしゃんとし、
軸が入ったようになりました。
(彼女のブログにも
そんなことが書いてありますね→ こちら )
今の世の中、ちょっと何かをあきらめたり、
皮肉を言ったりしたいときに
「正直者がバカをみるのよ」
と口にする風潮がありますが
これこそがその集団をダメにする
隠れた大きな要因と思うのです。
もっと言えば
(大げさに聞こえるかもしれませんが)
それが社会を滅ぼし、国を崩壊させていきます。
だって一生懸命にやっても報われないんですから、
誠実にやったら損するんですから、
そんなんだったらいい加減でいいよ、
最低限の取り組み方でいいよね、
となっていきますから。
こんなことを強く思うようになったのは
今は成人した姪がかつて通っていた
都内にあるお嬢様学校K学園のシステムです。
姪が小学校の高学年くらいになって
夏休みになるとうちに遊びにやってきました。
その時に宿題も持って泊まりにきますが
一向に姪はやる気配がないのです。
私「ワカナ、宿題のドリル、やんないの?」
姪「自由研究だけやって、
あとはつまらないからやらない」
私「新学期になって困るよ~」
姪「関係ないよ。
やってもやらなくても
なんも言われないんだから。
だからやったほうがバカみたいなんだから」
私「・・・・(*_*)」
自分の子供でないから
学校のことで口出しは出来ませんが
内心は「アカン、こりゃ、アカン。
即刻やめさせるべきだわ、こないな学校!!」
(困ったときはなぜか変な関西弁口調になる私)
と思いました。
その学校は昔はそこそこお嬢様学校で
名をはせた学校で
弟夫婦は説明会でうまいこと言われ、
幼稚園からそこに入れてしまっていたのです。
(やがて私の思いが伝わったのか?、
姪は高校からそこを飛び出しました。ホッ)
そんなあたりから
「正直者がバカをみる」が蔓延したら
この日本はつぶれるわ、
と思うようになったのです。
これは巨大ダムにほんのちょっと穴が出来て
チョロリチョロリと水がしみ出しているようなもの。
だから今すぐどうのこうのではないでしょう。
でも将来的にはダムは干からびます。
石油が取れたり面積が広い国は
豊富な雨水が
そのダムに降り注ぐかもしれませんが
この日本はそうではないのですから。
次の世代に有形無形の何を残していくか?は
各方面で専門家が色んな事を言っています。
それぞれに意味があると思いますが
私は「正直者がちゃんと報われる環境」
そんなことを中高年になった私たちが
各フィールドで考えて
ささいなことでよいから実践していくことは
大切なことだと思っています。
結構これは曲げられないポリシーなので
たかだかカレンダーのプレゼントにも
こだわらせていただきました。
そして上述の大阪講座も3日目は
私の思いが届いたようで
遅刻なし、なんと10分前に
全員着席でした。
とはいえ遅刻も時には人間だもの、
あってよいと思います。
(#^.^#)
繰り返しますが強調したいのは
ちゃんと来た人が「定刻に来てよかった」、
「やっぱり早く行ったほうが得だわ」
と思ってもらう環境作りです。
ですので時々私は早めに来た人に
究極のレクチャーや
ミニ個人セッションをしたりしていますよ~!
(*^^)v
開始時に結構重要な小話をしたりしていますよ~!
みなさんもそれぞれの分野で
正直者がバカをみないルールや環境作りを
再考なさってみてはいかがでしょうか?
長い文章を最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
【補記】
(1)11/1付でHP を更新
(2)認定トレーナーの開講日程 を11/27付で更新
(3)このブログとは別の内容で書いている
個人ブログ → こちら