ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
リオデジャネイロオリンピックも終盤になってきましたが
日々、テレビでのメダル報告を見て自覚しますことは
日本人選手、とても調子がいいですね!
まだ競技は残っていますが、
すばらしい大会になりましたね。
その中で沢山のドラマがありましたが
表彰台に上がった殆どの選手が
喜びの涙と共にお世話になった方々に
「感謝」を伝えているのが印象的ですね。
↑
ワンセルフカードにも
金メダル→黄金色を意識したカード『伝』があります。
このカードは30枚のカードの中で
一番、描き込んであるものが多いデザインにし、
テキストでは30番目と位置づけています。
↓
イメージとしては人生の秋の村祭り、
収穫を喜びあっている人々です。
黄金色を手にしている人は自然に感謝のきもちを
色んな人、モノに伝えているのだと思います。
そして私が注目するのは負けた選手の言葉。
というか、本当は「え、負けた直後の選手に
マイクを向けるの!?、
今までもそうだったかしら???、
質問するならもう少し奥深い、
よく練った質問をしてあげてよ~!」
という思いでいっぱいです。
そんなあまりレベルがよろしくないインタビューに対しても
卓球女子で個人戦で敗れ団体戦に臨む前の石川選手や、
男子レスリング57キロ級の樋口選手が
納得がいかない審判で銀メダルになった直後でも
「次を考えたいと思います」とキリっと口にする姿は
神々しささえ滲んでいましたね。
そして何よりも昨日の女子レスリングの吉田選手の涙や姿は
色々なことを教えてくれたように思います。
私がまず思ったのは「人類最強LADYでさえ、
ずっと金、勝ち続ける人生はないということ」です。
でも彼女の蒔いた種が沢山の金になって芽吹き、
早くも次は強化コーチへの打診という報道もあり、
まさにいぶし銀の銀のようにも思います。
勿論今後はどうなるか?の吉田選手ですが
きっと勝ち続けた成功と今回の敗戦という体験が
彼女にさらに深みを与えていくと思います。
今の私に言えることは
辛い体験がない人、
うまく行きすぎている人には
挫折した人の気持ちがわからない、
という部分があるということ。
私の好きな言葉に下記のようなものがあります。
↓
”悲しみの経験が
喪失そのものの理解を生む”
~日野原重明(聖路加国際病院名誉院長):著
『こころ上手に生きる』講談社+α文庫~
”人生がつらくなった時に思い出してほしい。
試練や葛藤は人を育てる。”
~中野民夫(ファッシリテーター):編
『自分という自然に出会う』講談社~
何度も申し上げてきましたように
ワンセルフカード自体が私の敗者、挫折の経験が
大きなバックボーンになって出来上がっています。
ですので例えば『輝』のカードの
サブメッセージには下記のような言葉を入れています。
(小さくて読みにくい方は実物カードを見てね(#^.^#))
↓
『輝』だから、キラキラ輝こう、
なんてそんなことは誰でも言えるし、
言っている人は
「一体どんな立ち位置でそれを言っているの?」
と41歳で進行性乳がんとなった私は思うのです。
リオオリンピックはまだあと少し残っていますが、
勝者の笑顔だけでなく敗者の言葉、
そして今後の人生に私は興味がありますし、
学ぶべきことが沢山あると思っています。
【補記】
(1)8/11付で会社のHP を更新
※会社のURLが変更になりました→ こちら
(2)認定トレーナーの開講日程 を7/27付で更新
(3)ワンセルフカード セラピスト認定講座、
およびワンセルフカフェの詳細はこちら
(4)本部の公開講座のカレンダー
(5)この内容とは別視点で綴るカードの作者、
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