ゲネーゼントという言葉を
退院直後の2000年に放映された
NHK「ETV2000」で知りました。
それは日比工(ひび・たくみ/20006年没)さん
という脳性麻痺でありながら
独学で到達した世界観を
哲学者の梅原猛氏に見い出された人の特集でした。
ゲネーゼントとはニーチェが語った言葉だそうで
癒えていく途上で病いから知恵をもらった人の意味。
(詳細を後述)
私も乳がん体験というプロセスの中で
ゲネーゼントの泉からの恩恵で
医療系の大学での学生や教職員への授業、
コーチング、研修を
二つの大学で仰せつかるようになりました。
おそらく入り込めなかった領域と思っています。
さて来週の火曜は
福島のほうへまたその一環で出かけてきます。
(何度も講義を行っている医大です)
翌日は福島在住のシニアトレーナーの
フォローアップ予定ですので
来週はメール返信が遅くなります。
カードや教材の急ぎのご注文にも
対応できなくなりますので
ご了承をお願いいたします。
↓
<不在期間>
2016年1月26日(火)~27日(水)
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冒頭の日比さんの言葉をご紹介。
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フリードリッヒ・ニーチェは「ゲネーゼント」
という言葉を語ります。
ゲネーゼントという言葉は癒えゆく人ということです。
癒えゆく人は自分の中に多くの病気を持ちます。
その病気は一つひとつが深い知恵を含んでいます。
一つの病気から癒されることによって
彼は多くの知恵を持って帰るのです。
私はニーチェのゲネーゼントという言葉が大好きです。
いま、私はゲネーゼントの状態にあります。
その時が一番人生について
語ることができる時かもしれません。
~日比工、梅原猛:著『魂の言葉』(PHP研究所)~
キャンサー・サバイバー歴16年になった私は
だいぶゲネーゼントな状態から遠ざかりつつありますが
この日比さんの言葉をかみしめるたびに
進行がんであることに感謝し、勇気が湧きます。
ありがとうございます。
【補記】
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