ベラルーシの泉に学ぶ | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。


退院直後ですから13年前くらいにたまたま行った講演会で

「チェルノブイリの放射能汚染地域のベラルーシ村なのに

 全く汚染されていない泉があって

 その泉に村の人は支えられている」という話を聞きました。
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当初、村の老人たちは「先祖のご加護だ」「天使の仕業だ」

と言っていたようですが、科学者が入り色々と調べてみたそうです。


そこでわかったことは百年前に作られた水が巡り巡って、

岩肌から湧き出しているからだそうなのです。    
(残念ながら百年後はこの泉は汚染されているということになります)


つまり私たちが今生き生きしていられるのは、

何年も何十年も前の自分や自分の家族や友人、

そして自分たちの先祖がしてくれた

何かに支えられているからだということ。


ですから今の自分に肥料をあげることは今の自分だけでなく、

未来の自分や自分の周りの人々の将来に元気を与えている

ということになるのです。


自分自身はこの話を「来年の今頃はこの世にこうしていられるのか?」

というどん底の中で聞いて、

洞窟の中で小さな灯火を見たような気がしました。


そこで入院中の日記を読み返してその文章からカードを作って、

初めは自分が眺めてニマニマしていました。

そしてそれが今のワンセルフカードに繋がって行きました。
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わが人生でどん底だと思っていた退院直後のひらめきに

今では大変に助けられ、ある意味で養ってもらっています。(@^^)/~~~
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さて、あなたは今、自分のベラルーシの泉に何を与えていますか?  

私はこのカード作成以外に当時やったことは

ずっとやりたかったことの一つの太極拳を習い始めました。

そこで覚えたストレッチは今でも術後のリンパ浮腫の予防になっています。


未来の自分の泉の浄化や養分のあげ方は人それぞれ。

他人と比べる必要は全くないですね。

でも何を今の自分、そして未来の自分にあげているかを

ときに見直してみるのは大事なことだと思います。

<追記>クリップ

この講演会は上田紀行氏 という、

「癒し」という言葉を日本に初めてもたらした、

という文化人類学者の開催していた仏教塾というものでした。

この方の考え方にも影響を受け、結局、仏教塾は一年通いました。

おいおいまた紹介していきたいと思います。

(弊社のセルフ・セラピー・カードのほうの養成講座では

 随分とご紹介しています(#^.^#))


【補記】メモ
(1)
会社のHP  を昨日、5/23付けで更新しました。

(2)認定トレーナーの開講日程 を4/26付けでアップ

(3)ワンセルフカード セラピスト認定講座、

  およびワンセルフカフェの詳細はこちら

(4)公開講座のカレンダー

(5)この内容とはまた別の視点で綴る中本雅子のブログ