北杜夫と躁うつ病と私 | いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ

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大波小波、沈んだり浮いたりな日々。失敗も成功も悩みも泪も、いつか笑えれば・・・

さて、またまたひと月半ほど更新が途絶えていた。
昨年12月から体調は安定しているのだが、ブログを書くのはなんとなく重たい感じがしていた。
だが、久しぶりにガッツリ書きたいことがあったので。

日曜日の夜にNHK-BSプレミアムで『どくとるマンボウ ユーモア闘病記』をやっていた。
おととし亡くなった芥川賞作家で精神科医の「どくとるマンボウ」こと北杜夫とその家族が40年に渡る北の躁うつ病(正式な病名は双極性障害)との闘い?をユーモアで乗り切った様子を描いたドキュメンタリードラマ。
私も双極性障害で、北杜夫のこともいろいろ読んで知っていたが、ドラマであらためて彼の病状を知った。

ドラマは主に奥様の視点で描かれていたが、躁状態のときは株に熱中したあげく破産したり、アイディアがどんどん湧いてきたり、すごく幸せだったり、恐らく私はここまでは躁の山が高くは無いが、傾向、特に「多幸感」「全能感」はとてもよく共感した。
そしていったんうつ状態に落ちると今度は何カ月も何年も(北杜夫の場合は季節の影響が大きい季節性が強かったようだが)布団からおきられなくなり、意欲もなく死にたくなる。
(ドラマでは特に解説はなかったが、躁うつ病(双極性障害)はうつ病とは全くと言っていいほど別の病気である)

彼自身は世間の躁うつ病に対するマイナスイメージを和らげるのに一役買うためか、自身の躁うつ病をあえて公言、作品の中でもたびたび書いていた。友人にも「治したくない」と言ったそうだが、本心なのか強がりだったのか、はたまたうつの心の重さ・辛さがそれほど強くないタイプだったのか、私にはちょっと信じられない感じ。

が、私も自分が躁うつ病であることはこれまでも発信してきたし、今後もそのつもりである。

躁うつ病の発病率、正確な数字は分かってないが、だいたい1%程度と言われている。もちろん、6.5%とか10%と言われるうつ病と比べれば少ないが、「1%」ってスゴイ数字だと思う。中学校で言えば2つか3つのクラスに一人の割でいるということだから。そして多くの人は発症から何年も「うつ病」と診断され、躁うつ病にはあまり効かない(そして危険な)抗うつ薬を処方されているという現実がある。
微めでも、「発信」することで、早く正しい対応(本人、家族、そして社会)するための情報を広げたい、と思っている。

なお、ドラマは3月17日までNHKオンデマンドで210円で購入(視聴)可能。

また、躁うつ病(双極性障害)については、厚生労働省のウェブサイト「みんなのメンタルヘルス」(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_bipolar.html )
であらましを知ることができます。

案外皆さんの身近にもいるかもしれません、知って頂けたら嬉しいです<(_ _)>


では、おやすみなさい、素敵な夢を・・・^^

P.S.てきとーの句、忘れてました。


躁うつは 天と地獄の コースター

躁なこと 気付けどそれが 止め難く 

うつありて 増すは「普通」の ありがたさ  by 途上人。(^_-)☆

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2013046750SC000/
NHKオンデマンド | プレミアムドラマ どくとるマンボウ ユーモア闘病記 ~作家・北杜夫とその家族

芥川賞作家で精神科医の「どくとるマンボウ」北杜夫。84歳で他界するまでの40年間“そううつ病”とつきあった。“株での大破産!?”“マンボウ・マブゼ共和国の建国”…、騒動を繰り返す杜夫を支えたのは、妻・喜美子と娘・由香。ピンチに直面しても決して笑顔を・・・