NHK朝ドラ、なんとなく習慣で観ています。
・・・というか、習慣として観ていました。
これは、前作の「舞いあがれ!」が期待するほどではなく、
(あくまでも個人的感想です・・・)
なんとなく、イラつきながら観ていた流れです。
でもね、今回の『らんまん』、
今までは高知での出来事だったんですけどね、
これがね、回を重ねるごとに素晴らしいの~
主役の神木くんの繊細な演技は言わずもがな、ですが、
回りの方々が素晴らしい
祖母役の松坂慶子さん、凛としててカッコイイ。
老舗の酒蔵を守り抜くという、覚悟と誇りを持って、
大きな愛で孫たちを包み込む。
万太郎が東京に出て、植物学の道に進むと言った時の、
子供のような手放しの泣き顔も、すごく素敵でした。
息子も嫁もいなくなり、肩ひじ張って
病弱な孫を守ってきたもんね~。
そんな風に泣きたくなる気持ち、わかります。
姉役の佐久間由依さん。
「女は穢れ」と言われる時代にあって、
家業の酒造りを愛し、淡い失恋に傷つきながら、
覚悟を決めて、自分が家業を守ることを宣言し、実行する。
佐久間さん、なんかひと回り役者として大きくなった感じです。
このお姉さん役は、子役もとてもよかったです。
お目付け役の志尊淳さん。
万太郎に振り回されながらも、彼を守る。
姉のことが好きという気持ちを心に湛え、
高知編の最後にはそれを本人に伝えてましたね。
東京土産の櫛も渡せてよかった
細かな心情の揺れがすごくよくわかる繊細な演技。
志尊淳さんは、昔NHKの英語を学ぶ番組に出てた時から
観てたの。かわいいなぁ~って。
いい役者さんになりましたね。
(上から目線・・・)
今回は、脚本もいいんだろうな~。
みなさん、本当に丁寧に心情を表現しているので、
どなたにも共感できるの~
みんな応援したい
高知編が終わるのはすごく残念だけど、
志尊淳さんが続けて東京編にも出てくれるみたいなので
安心して観られます。
来週からの新たな展開も楽しみです