■「子ども観」って聞いたことありますか?
先日、学童保育の全国研究会に参加してきました。
その時の分科会で聞いた言葉です。
「子ども観」を一言で言うと、子ども心(感覚)ってところで
しょうか。
この言葉を教えてくれたのが、土佐いく子先生(大阪市の
元教諭)です。
■土佐先生は、子ども達の作文を通して子ども観を教えて
くれました。
子どもの作文って凄く面白いんですよね。
自分の感性に素直だし、表現方法が自由。
型にはまらない。
そう、それが、大切。
■ところが、今の教育は全く違っている。
いろは を全て教え、その通り書くことで文章力が上がると
思っている。
やりたくないことを無理やりやらせるのと、
自分がしたいことを自分の好きなようにするのでは、
学ぶ姿勢も違いますし、吸収力も違ってきます。
当然、どこかで文法や構成などを教える必要はありますが、
最初から型にはめたら自由に手足を伸ばせません。
人はみな固有です。
顔が違うように
手足の長さが違うように
同じ型にはまる人は居ません。
それを無理くり押し込めて理想と思われる形にしても必ず
自分の形になって行く。
だから、「子ども観」を持って子どもに接することが大切なの
でしょうね。
■最後に、ある女の子の作文の一部を紹介させてもらいます。
「春の空気をすいこむと心にさくらがのこると思う」
詩人ですよね。
とても二年生が書いた文とは思えません。
子どもは、誰もが無限の可能性を持っている。
その可能性を伸ばすのも摘んでしまうのも
大人なんですよね。
2012年10月9日 No.843