中学校入学式で、新一年生に伝えた祝辞を載せたいと思います。
長文ですが、よろしかったら読んでください。
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新一年生の皆さま、保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。
ご来賓の皆さま、本日はご多忙のところご出席頂きありがとうございます。
保護者を代表してお礼申し上げます。
さて、新一年生の皆さん、今日から中学校生活がスタートしますね。
これからの三年間で経験することは、今までと違った新しい体験の連続になるはずです。
中学校では教科毎に先生が変わりますし、勉強する時間も増えます。
部活動も本格的になり、先輩後輩の関係がより一層明確になります。
それらの関係から組織というものを学び、社会へ進む階段をまた一歩上がって行くことになるでしょう。
環境が変わるということは、楽しみでもありながら不安も感じるものです。
人は安定した状態であるとその状況を変えたいと思いません。
変化は、進歩でもありますがとても危険な状態でもあるのですからね。
特に中学校の時期は、体も大きく成長しいろいろなことが出来るようになります。
そして、この時期は、自らが自分の変化を実感出来る最初の時期だと思うのです。
だからこそ、この時期を大切にし、有意義な時間を過ごして下さい。
と言うことで、あなたにいくつかお伝えしたことがあります。
先ずは、時間管理術について、この話しを聞いてください。
題は、「やらない勇気」です。
「ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。
ところが、トラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行った。
途中で、豚に餌をやっていないことを思い出して、納屋に餌を取りに行った。
すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。
これはいけないと思い、ジャガイモの芽を取っているうちに、暖炉の薪がなくなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。
薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。
とりあえず応急処置をほどこして、薪を持って母屋にたどりついた頃には、日が暮れていた。
農夫は、なんとせわしい一日であったと思いながら、
『一番大切な畑を耕すことができなかった』ことに気づいたのは、寝床に入ってからであった。」
如何ですか。
農夫は、朝早く起きて畑を耕そうと思っていたのに、目先の問題解決に時間を費やした結果、本来やるべきことをその日が終わろうとしている寝床の中で思い出したわけです。
時に寄り道も必要ですが、本当の目的は何かを常に意識しながら毎日を送って行って下さい。
三年間の中学校生活は、長いようで短いです。
ですから、時間があると思ってゆっくり過ごさないでください。
振り返ったら、いつの間にか三年間が過ぎていた。
なんてことになってしまいます。だから急いでください。
でも、慌てないでください。
日々学び、日々感じ、日々共感し、日々をゆっくり楽しんでください。
そうして、3年間があっと言う間に過ぎることを祈っています。
中学校生活の中で、あなたは多くのことを学んでいくでしょう。
知っていましたか、学ぶと勉強の違いを。
本来、日本には勉強という言葉はなかったそうです。
日本人は勉強ではなく学んできました。
では勉強とは、なんでしょうか。
物事は全てまねることから始まります。
学ぶの語源が、まねるから来ていると言われるのも分かりますよね。
ただし、学ぶとはまねるだけで終わらず、その技術や知識を自分のものにすることを言います。
逆に勉強とは、学んだけど身についていないことと言えるのかも知れません。
是非、自分の実に成るように学んで行って下さい。
一生のうちで中学校生活は今しかないのです。
今しか感じられない大切な何かを学んで下さい。
それは、学問であったり、スポーツであったり、友情であったり、自分と言う存在を見つめる時期かも知れません。
中学校生活では、他にも多くの学びがあります。
誰も答えは持っていません。自分で考え悩みその答えを導き出してください。
そして、もう一つ伝えたい事があります。
それは、「分からない」と言うことばを発しないで欲しいのです。
分からないとは、思考を停止する呪文のようなものです。
人は、思考を停止した時点で自分の存在価値を無くしてしまいます。
常に考え行動することで、自分の存在価値を表現することが出来るのです。
皆さん一人ひとりが、大切な存在です。
自分の存在を示すためにも「分からない」と言わないで欲しいのです。
失敗したって間違えたっていいのですから、常に自分で考え自分の言葉を発信しましょう。
ただし、相手を傷つけたりけなしたりはしないでください。
他人に向けた言葉は必ず自分に戻ってきますから。
最後にこの言葉を贈って終わります。
「チャンスは一瞬だけ、後悔は一生もの。
勇気は一瞬だけ、得るものは一生もの。
考える前に行動に移すことが肝心」
素晴らしい中学校生活が送れるよう応援していきます。
保護者の皆さまへ
〇〇中は、日野市内でも一二を争うマンモス校となりました。
そのため今年度はPTA室を移動し教室を確保します。
PTAと言うと抵抗を示す方々も多いと思いますが、本活動は自分の子供を見守る生活環境作りの場だと思ってください。
そして、校長先生をはじめ教職員の皆さまがたをサポートし、子供たちが楽しく学べる環境を作って行きましょう。
忙しい毎日を送っていると思いますが、少しだけお時間を下さい。
積極的にPTA活動にご参加頂き、今四中ではどのような活動をしているのかを間近に感じてください。
ご理解とご支援ご協力よろしくお願いいたします。
ここまで----------------
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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No.1749