■「確率の問題だ」
これは、『タッチ』あだち充さん原作のマンガに出てくる憎まれ役の監督のセリフです。
強豪、須見工相手に戦うには確率論でしかない。
監督は、野球部の一人が見方の長所短所を克明に記載したノートを元に指示をだします。
もともと、技術では相手ピッチャーを打ち負かすことは出来ない。
そう判断した監督は、少しでも確率の高い方を選択するしかなかたのでしょうね。
■選手達は、指示通りに動きチャンスを作って行きます。
ただ、主人公の達っちゃんだけが、データがない。
余りにも荒削りの為、長所と短所が入り混じっている。
そういう場合は、その人を信じるしかないのかも。
■終盤、監督は達っちゃんに対して、強打者の新田にストライクを投げるなと指示を出します。
決して、敬遠しろと言わないところがにくいですよね。
達っちゃんが、「それは命令ですか?」「命令なら従います」と問いかけると
監督は、「確率の問題だ」と返します。
新田を抑える確率が余りにも少ないと判断したのですね。
■大切なのはいかに成功を収めるか。
その為には、データ分析が必須です。
監督が確率論を伝えられう前提は、一人の部員の詳細なデータ分析が有ったからこそ。
これを誤ったら、判断もなにもあったものではありません。
正しいデータ分析こそが勝利への近道なのかも知れません。
■但し、この世はデータでは表せないものも。
それは、人間そのものなのでしょうね。
次回は、そこらへんについて思っていることを書きたいと思います。
No.456