■自分の意見を持つ。自分の考え主張する。
反対に、
他人の意見を聞く。他人の考えを尊重する。
どちらも大切なことですが、
自分の意見を言いながら他人の意見も聞く
自分の考えを主張しながら他人の考えも尊重する
相反することをバランスよくするのって難しいと思うのです。
■そこでこんな寓話を紹介します。
ある村に幼い兄弟が暮らしていました。
この兄弟は、真面目で賢い兄弟だと村中の評判でした。
ロバは、体が小さいながら耐久力があり、
粗食にも耐え、少量の水で生きられることから、
多くの家で家畜として飼われていました。
働き者の兄弟は、毎日ロバの世話をして、
畑で作った野菜をロバに沢山積んで、町に売りに行きました。
いつものように、町で野菜を全部売った兄弟が、
心地良い脱力感を抱きながら家路を帰っていたときの話です。
しばらくすると、一人の旅人とすれ違いました。
その旅人は、兄弟たちを見てこう言いました。
「なんと要領の悪い兄弟だ、ロバの背が空いてるじゃないか。
ロバに何も載せないなら、どちらかが乗ったらいいのに」と。
言われてみればその通りです。
兄は、自分がロバに乗って、弟に手綱を引かせました。
すると、二人目の旅人が近づいてきて、今度はこう言いました。
「兄のくせに、幼い弟を歩かせるとは、思いやりの無い奴だ」と。
それを恥じた兄は、ロバから降りて、遠慮する弟をロバに乗せ、
自分が手綱を引きました。
次に、三人目の旅人が来ました。
そして、「弟のくせに年上の者を敬う気持ちがないのか!」
と言いました。
びっくりした弟は、急いでロバから降りました。
そして二人は考えました。
「そうだ、二人一緒に乗れば誰からも文句を言われないね」。
兄弟は、小さなロバの背に乗り、家路を進みました。
すると四人目の旅人がやってきました。
今度こそ何も言われないだろうと思っていた兄弟に、
「小さなロバに二人も乗りおって、
ロバがかわいそうだとは思わんのか、動物虐待だ!」
と旅人は言い放ちました。
兄弟は何がなんだか分からなくなってしまいました。
そして、とうとうロバを担いで帰っていきました。
ここまで。
■この話は、どちらかと言うと
自分の主張を持たないことから起きる喜劇?悲劇?
の寓話なのですが、
自分がしっかりした考えを持っていれば、
最初に要領が悪いと言われても、
全く気にせず自分たちの行動を貫いたでしょうし、
もし、他人の意見を柔軟に取り入れることが出来たなら、
ロバの背に兄弟が交互に乗って帰ったのかも知れません。
■じゃ、
あなたが兄弟と同じ立場だったらどうしていたでしょうか?
たぶん、兄弟の様に他人の意見に踊らされることなどしない
と思うでしょう。
でも、本当に兄弟とは違う行動をとることができたのでしょうか。
■日常生活において兄弟と同じような境遇に
小さな出来事だったり、大きな出来事だったり、
自分でも気が付かないことだったり、
しながらも遭遇していることでしょう。
大切なのは、周りに踊らされていた。
と言う事実に気が付くことだと思うことであり、
気が付くことで自分の考えと相手の考えをバランスよく
取り入れることが出来るのではないでしょうか。
何が問題なのか、どうすることがベストなのか。
そこに、気が付けば直したり改善出来るものですが、
気が付かなければ、
直すことも改善することも出来ないのです。
■自分の主張を通すのも大切です。
でも、
周りの意見を取り入れることも大切。
”謙虚に自分らしく” なのですよね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
【お知らせ】
昔のブログ記事をリニューアルしてメルマガ配信しています。
よろしければ、登録してください。
購読(無料)登録はこちらから
http://www.mag2.com/m/0001619300.html
No.1978