
上記の資料は、アニコム家庭どうぶつ白書2018からです

加入している12歳までのミニチュア・ダックスフンド5万6千223頭の疾患の請求割合なんですが、○が全犬種の平均値です

○よりも下にあれば、その疾患が少ない

逆に○より上にあれば、その疾患が多いってことになります

見づらかったらごめんなさい(>人<;)
言いたかったのは、○より下にある疾患が多く、著しく○から乖離して高い疾患が少ないってことです

1年間のデータだけじゃあ分からんでしょう…って
思った方がいたらスルドい


2018年版同様、12歳までの5万頭以上を対象にしています

当然2018年とは対象の個体はかなり入れ替わってますから、ある程度の信頼性はあると思います



つまり、ミニチュア・ダックスフンドって比較的疾患が少なめってことになります
この点は飼育難易度が低いって言ってよいと思います


ですが、ダックスフンド種全般に言えますが、

胴長短足の犬種には悩ましい疾患があります






ヘルニアです

椎間板ヘルニアの好発犬種として有名です

諸説ありますが、およそ他の犬種に比べて2倍以上ではあります

たまに、お客様からみんななるって聞いた
ってお話しありますが、先程の疾患別表の筋骨格疾患🦴にあたります


あんまり高くないですよね(・・?)
発症する確率そのものは、そこまでではないんです
だけど、重篤化してしまうと下半身不随になってしまう事があるので安易には考えない方がよいです


軽度では対処療法、重度になると手術となるのですが、手術をしても100%治る訳ではなく、そもそも手術可能な病院もわずかです
ですが、最近オゾン療法を採用している先生から、良い結果が出ているってお話しを聞きました


まだ一般的な治療法ではありませんが、期待が持てるお話しです

当然ですが、予防したいですよね

次回、原因と有効かと思われる予防法について書いてみたいと思います
