以下はこの内容に加えた事だ

 

 

ジジイが依頼した司法書士事務所へ問い合わせたところ、弟と娘には何度も面会し意思を確認したと言った

しかし弟と娘は仲が悪いのでジジイは二人を別の日に連れて行ったとも話した

 

弟に不動産贈与のことを最初に聞いたのは誰からかと改めて訊ねるとA事業所の責任者と支援員からだと答えた

司法書士事務所へ何回行ったのか訊くと、印鑑を押す時一度だけだと答えた

ここで大きな矛盾が生じる

司法書士が発言した内容とは違うからだ

この時弟は「生活保護を受けるには家を持っていてはいけない」と随分前から何度もA事業所の責任者から言われていたという事も話した

この事からやはり弟はジジイとA事業所に騙されているのではないかという疑念が更に深まった

この会話は念のためボイスレコーダーで録音しておいた

 

娘の事については社会福祉協議会が臨床心理士や精神科医へ繋げるためにはどうすれば良いか考えてくれてはいるが、まだ実現できていない段階でこのような事になってしまった

そもそも今の段階で娘へ所有権を持たせるのは不自然な事は確かだ

何故なら弟の死亡後は姪である娘が相続人になるからだ

築40年以上の老朽化したゴミ屋敷の状態で何故今娘に贈与する必要があるのか

 

今回よく考えてみると父が娘と二人きりになりたがっているようで気持ち悪い

まさかとは思うが考えたくない事が頭をよぎる

この懸念も社会福祉協議会へは伝えてある

 

前妻との離婚後、ジジイが娘の面倒を見ると言って当時の家にやって来て、部屋が多くあるのに中学生だった娘と同じ部屋で生活し始め、一階の三部屋を二人で占領しゴミ屋敷状態にした

娘へは何度も他の部屋へ移るよう話したが言う事を聞かなかった

 

昼間でも雨戸を閉めきり暗い部屋で二人で過ごし、今も実家の二階を占領しゴミ屋敷状態で前の家と同じようにカーテンを閉め切り二人で暮らしている

 

家を売る時、ジジイと娘が大量の荷物を整理しないままの状態で運び入れ、弟は二階にあった自室から追い出されて一階の台所で過ごすようになった

弟は母が亡くなった後「母と一緒に暮らした自分の家」という思入れがあり「ジジイと姪は後から来てゴミ屋敷にした」という感覚でいた

 

母は生前常に弟の事を気にしており、それは私も妻も何度も聞かされていた

ジジイによって弟が追い出される懸念は以前からあったので、私は弟の行き場が無くなって施設へ入れられるのは時期尚早と考え、母の想いも酌んで遺言書通りに弟が相続することを承諾した

 

しかし今回の件では漢字の読めない弟に不動産の知識などあるはずもなく誰かの指図がない限り自分から姪に家を譲るという考えは出てこない

司法書士事務所へ行き家裁へも行って決めた事にも関わらずジジイはなぜこのような事をしたのか

法には反しないとしても許されるべきではない

 

そもそも弟が家を出たいと思うようになったのは母の死後、ジジイが様々な嫌がらせをしてきたことと娘との不仲が原因である

弟の心理状態は小さな子どもと同じなので、いじめられたら逃げたいという気持ちになったようだ

私は弟の気持ちを重視して家を出ることに反対はしていない

親の立場としては本来家を出て自立した生活を送らなければならないのは娘の方だが、いくら話して聞かせても聞く耳を持たないからだ

 

弟が騙されて所有の財産を手放すよう仕向けられた事は明らかな事実だが、弟と娘は何も分かっていない状態でこういう事をさせられたので、今回の事は良くない事だと二人に教えなければならない

 

弟へはこれからも障害者支援を受けながら生きていく上で今回のように騙されてはいけないということも教えてやりたい

 

私も妻も友人や信頼できる知人に相談してみたが「それはおかしい。弁護士に相談するべき。」という声ばかりであり、皆がこれは悪い事であるという認識

 

母の被害も語れば60年以上に及ぶが残念ながら母はもういない

 

このような経緯があり、家の事、娘の事、弟の事、その他…ジジイには散々酷い目に遭ってきているので今回はさすがに止めなければならないと思っての相談である

 

私の気持ちとしては実家の名義を弟に戻してやりたい

本人はまだ理解できていないようだがアパート暮らしが合わず元の生活に戻りたいと望んだ場合に戻る場所を守っておいてやりたい

 

娘をジジイから離したい

二人には何度も離れろと言ったが離れようとしない

母もずっと気にしており悩んでいた

 

これを機にジジイの問題行動を止めたい

83にもなってこのようなことをするとは思っていなかった

 

仮に法には触れない、警察に突き出すわけにもいかないとしても、この事をこのままにすれば今後も問題を起こしかねないと危惧しているので何か手立てはないものか

ジジイを訴える事はできないものかと苦慮している

 

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次回はこの相談への弁護士による見解を書きます