昨日の記事では期末テストの結果について、点数と順位の相関性を考えてみたのですが、↓

 

 

元々は、定期テストについては学年順位なんて気にしなくてもいいと思っていました。しかし娘の前期の通知表を見たとき、その評定の付け方は絶対評価ではなく、相対評価的だと感じ、ある程度の評定を得るには順位も気にしなければならないとの考えに至りました。

 

息子の高校では、テストの点数に平常点が加算されてそれが100点満点の評定の素点になり、それを受験では5段階の評定値に換算する方式でした。なのでテストで80点以上取れれば素点も80点以上になり、評定は5が取れてしまうようになっていたようで、非常に評定は取りやすかったのです。

 

ところが娘の高校では、評定は順位でつけられているようで、定期テストで平均点ぐらいで提出物をしっかり出していれば10段階評価の6つまり評定値だと4が取れるようです。10段階評価の5と6のどちらから4になるのか、娘の成績に5がなく、前に資料を見たのですが忘れてしまったのでわかりません。4だと3ですね。娘は体育で唯一これを取ってしまいました。評定のマイナス1は大きいので、できれば4をとって欲しかった…ですが、中学校の時は体育2を取ったこともありましたからね、高校の方が評定的にもアップしています。頑張ってるね娘よ😭👏

平均点で4なら簡単じゃん!と思われるかもしれませんが、娘の高校で平均点以上を取るのは娘にとっては結構大変なのです。はっきり言って息子より娘の方がよくできますが、評定のとりやすさは段違いで息子の方が評定は良いのです。息子は数学でも4〜5取れましたが娘の高校に入っていたら2〜3でしょう。周りのレベルが違うので平均点が違ってくるのです。

 

じゃあ評定のためにレベルを落とした高校に入ったほうが有利、という議論がありますが、私はこれには懐疑的です。評定が必要とされる入試であっても、評定「だけ」で評価されるわけではないですし、指定校推薦では大学によっては必要な評定値を高校によって変えているところもあると聞きます。実際息子は自分から下げたのではなく公立高校不合格で下の高校に入らざるを得なくなったのですが、結局評定が取れるのは上位層で、それ以前に周りのレベルに流されずに勉強すること自体が難しいと感じました。下の高校に入ったら上位層にいられるかと言えば全然そんなことはなくて、雰囲気に流されて自分の学力も下がってしまう、そんな子も少なくない事を息子の高校でも目の当たりにしたのです。

逆に娘は本人は知りませんが、高校入試はギリギリの点数で合格したと思われます。周りの子やネットからの情報ですが、娘より低い点数を確認していないのです。それで入学直後から周りの子達の「頭の良さ」(本人はこう言います)に圧倒され初めての劣等感に苛まれつつも、自分もついて行かねばと勉強した結果、成績も上がっています。周りのレベルに引き上げられたタイプだと思います。これまでのところ。だから入学時の順位なんて如何様にも変わる、入ってからの姿勢が大事と思います。

 

話が少し逸れましたが、結局、娘の高校では定期テストで平均点以上を取るということが非常に大事になってくると感じています。それがすごく大変な事も…

 

※文中、高校のレベル、ランクという言葉を使っていますが高校自体のレベルや価値を言ったものではありません。高校入試における学力レベルの意味です。高校それぞれに学力だけではない価値や素晴らしさがあることは言うまでもない事です。