まあまあ近所だけれど、普段通らない道を歩いていたら、
紫の薔薇が咲いていました。
品種が書いてあるカードを見ると「しのぶれど」。
「どーゆー意味?」
と夫が言うので、
「百人一首に出てくる歌からとったんじゃないの?」
と言ったんですが、ポカンとしている模様。
文系じゃないと、百人一首って習ったりしないのかなぁ??
実家では祖父が好きでよくかるた取りもしましたが・・・
とはいえうろ覚えだったんで検索すると、ありました。
しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は
ものや思ふと 人の問ふまで
平兼盛(40番)
が、夫はこれを読んでも
「なにそれ?意味わかんない」
と。
「意味はなんとなくわかるでしょ」
と言っても
「(しばらく眺めて)全然わかんない」
・・・・日本の国語教育は大丈夫なんだろか。
と思い、
「だからさー、隠しているつもりだったけど、恋してるって顔に出てたみたい、なんか悩んでんの?と人に聞かれるほどに、ってことでしょ」
と言ったのですが、この訳もどうなんだ、自分。日本語ヤバいかもしれません。
しかし、昔から、考えてることが顔に出やすい人っているんだなぁ、と、ちょっと嬉しくなりました。
私は昔から思ってることが顔に出るタイプで、小学生とか中学生の時に友達に
「〇〇くんのこと、好きでしょ?」
とか言われるタイプ。恥ずかしい。言うなよ、って感じですが、平安時代にもいたんですね。
親近感。
紫のバラ(分類的には青いバラだそうですが)といえば、ご存知ガラスの仮面の速水真澄様。
そういえば、真澄様はなんで紫のバラを贈ることにしたんでしょうか。
紫のバラはもちろん美しいですが、若い女の子、つーか贈り始めた頃は子供だったマヤにだったら、色とりどり、カラフルな華やかで可愛らしい花束でもよかったはず。
これからスターになるであろうマヤ(将来は嫌というほど花束をもらう立場になる)へ、自分をアピールするために無意識に他と差別化を図ったのかなぁ?
そして、どの品種か知りませんが、もし「しのぶれど」だったとしたら、秘めた恋を匂わせた?
・・・うーん。
漫画だからいいけど、初めてバラを贈った頃、マヤ14歳、真澄様25歳かぁ。
ちょっと、いや、かなりキモい・・・
恋愛に年は関係ないとはいえ。
つか本当に話完結してほしい。あなたのファンより・・・
劇中劇は「ふたりの王女」で盛り上がり最高潮。
