小田嶋隆と私 | Nervously and Sleepy

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小心者の日記

昨年亡くなった小田嶋隆は大好きなコラムニストです。

(敬称略です)

 

彼の存在を知ったのは、これまた大好きなナンシー関との対談(かな?)を読んだ時。

有名人をムーディーズの格付けのように格を付ける、というテーマの対談がすごく面白くて、

それから本や連載を追いかけて読むように。

サッカーについてのコラムが特に好きでした。

 

日経ビジネスオンラインの連載が更新される毎週金曜日が楽しみで、

ラジオに出ているのを知ったのは5年前くらいと遅かったですが、これもまた楽しみでした。

 

去年のロシアのウクライナ信仰についてのコラムを読んでから、体調が悪くて連載は更新されず、ラジオ出演もなくて、早く良くなるといいなぁーなどと呑気に思っていたら、

6月に亡くなるというニュース。

衝撃でした。

 

その2週間後に安倍元首相が銃撃され亡くなるという大事件が起こり、もしご存命ならそれについてどう書かれただろうか、と思ったりもしましたっけ。。。

 

あとこれまた大好きな中村うさぎと対談して欲しかった。

 

小田嶋隆といえば小石川高校。小石川といえば「外科室」にも出てくる植物園なんですが、

学校は六義園の方が近い感じ?

 

隣町珈琲というところでトークイベントをなさっていたのも知ってはいたけど、結局行く機会がありませんでした。

 

が、きたる3月11日にその隣町珈琲で、武田砂鉄と能町みね子のトークイベントがあるというではありませんか。

武田砂鉄は小田嶋隆経由で知って、能町みね子は武田砂鉄のラジオ出演で知ってファンになり、本もほとんど読んでるし、これは行くしかない!と思ったけど既にチケットは完売。

こういうイベントごとは反射神経がものを言うんですよね・・・・残念無念。

 

小田嶋隆、ナンシー関、氷室冴子など、私より年上だったけど、亡くなるにはまだまだ若い、もっともっと読みたかった作家が亡くなるのは本当に辛いことです。

せめて私より年下の作家は、私が死ぬまでは書き続けて欲しいです。

 

ずっと読みたかった本が復刊されたのだけは嬉しい。

どんどん電子書籍化して欲しいなぁ。ナンシー関のも。