1218 吉行淳之介「コリンヌ・リュシェール」戦後(中略)幻の名画といわれる作品「ル・ミリオン」「巴里祭」「嘆きの天使」など、戦前みられなかったものを沢山みた。映画というものは、女優がいいと多少映画がつまらなくても結構みられるもので、そういう意味でローレン・バコールなどは、よく覚えている。(吉行淳之介「コリンヌ・リュシェール」実業之日本社)