0824 中谷健太郎「助監督の仕事」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

「高橋治さんは小津監督の「東京物語」の助監督でした。作家になられた高橋さんが『絢爛たる蒔絵』で書いているけど、小津さんは始まるとね、「そのさかずき、もう1センチ」とか言うらしいね。あんなに体がでかくて笑わんような人がね」(中谷健太郎「助監督の仕事」「青春と読書9月号」集英社)